2011年6月26日日曜日

最終日

泣いても笑っても、Northeast Photographers “relation” in Miyagiは今日が最終日です。多くの方が来られているかと言うと、残念ながらそうではないのが現状ですが、気持ち的に大きく落ち込んでいるわけではありません。


僕は前から評価は自分ではなく、他人がするものだと話していますが、僕にとっての他人とは参加者やお客さんになります。したがって、参加者を先ず評価する立場になります。評価するというと、上から目線で、何か差別や区別、ランク付け、成績といったことが頭に浮かびますが、ここでいう評価は、作品として理解しうることか、はたまた理解出来ない事であっても、それも有りだと思わせてくれるかを、作品そのものやその人自身から見て取る行為になります。

一方、作品や展示会についてのお客さんの評価は、非常に見て取るのが難しいです。ハッキリと自分にとっての良し悪しを話される方はまずいらっしゃいませんからね。だから、ほとんどの場合は、ギャラリー内で見られている様子や表情からしか得ることが出来ません。それでも、何となくは分かるものです。

参加者を評価し、それらを持って企画として主催することで、僕は評価されます。そこでは、見る側にここに到る経過や経緯を事細かに説明しているわけではありませんから、結果でしか見られません。僕が良しと考えていても、そう思わない方がいるのは当然のことで、結果、満足していかれない方もいらっしゃるのだと思います。

僕はそれらの評価を真摯に受け止めるしかないのです。そして、次のステップへの経験として自分自身の実となるようにと考えていくわけです。

だから、人数の多さはもちろん嬉しいことなのですけど、たったひとりしかいない理解者であったり、真剣に感想や助言や辛辣とも思えるような意見を話してくれる方を無意識に求めているのかもしれません。

何はともあれ、今日が最後です。

もし、偶然これを見た方、見たいと思われていた方は、是非お越し下さい。

それにしても、最終日はよく雨が降るなぁ・・・。

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