2011年12月31日土曜日

一年間、有難うございました。

江口敬写真展  "Beyond"


Sha-gaku vol.2

Gallery Collection & Photo Showcase

黒田克夫写真展 『Origin and its Possibility』

Northeast Photographers “relation” in Miyagi

Love and Joy

Sha-gaku vol.3

PHOTOAID MIYAGI 2011~一歩前へ~

福島隆嗣写真展「恐ろしいことを考え続けるための都市実践」

Gallery Selection 2011

"自分自身へ・・・そして誰かに向けて"

2011年が今日で終わります。いろいろな事がありました。いろいろなことを考えさせられました。

そんな中、どれほどのことが出来ただろうか。ここに挙げた11回の企画展は、必ずしも全てが満足いったものとは言えないけれど、周りの大きな動きに揺られながら、確実に形として残されたものです。

今分かっているのは、どれもが僕ひとりでは出来なかったことだということです。

一緒に作り上げてくれたみんなに感謝します。そして、それらを温かく見守り、足を運んで下さった多くのみなさんに感謝です。

先のことは分かりません。でも、自分が今ここにいることはまぎれもないことで、ひとつひとつの積み重ねが、ここから先へ繋がっていくのだと思います。

一夜明ければ、2012年、新しい年の始まりで、何か新たな気持ちで向かう気負いもなく、確かに或るこの瞬間を大事にしていこうと思います。

一年間、有難うございました。





○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

 Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html

2011年12月30日金曜日

いつものように

今日が今年最後の営業日になります。思った通りの雪模様で、最終日には天気が崩れることはもはや約束事のようになりました。といっても、Scene-2と「自分自身へ・・・そして誰かに向けて」は始まったばかりです。年明け再スタート後、見に来てもらえれば嬉しく思います。


まだあと1日あるわけで、ブログも休む予定はありませんから、お礼もろもろはその時にと考えています。取りあえずは、今日一日、「今年を忘れ(ナイ)会」に来てくれる方も含め、楽しんでもらえれば良いし、気負うことなくいつものようにしていこうと思っています。

さて、明日からの休みは特に予定もなく、何もせずにのんびりしようと思っても、絶対何かしようとするわけで、やはりいつもと変わらない日々を送ることになるのでしょう。

変わらないことの大切さを感じつつ、穏やかながらも良い方向へ変わることを考えつづけていきたいと思います。

2011年もあと2日。





○「今年を忘れ(ナイ)会」 参加されたい方は御一報を!!

 詳細はこちら http://kalos-gallery.blogspot.com/2011/12/blog-post_15.html

 思いたって、急に来られても良いですよ。


○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

 Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html

2011年12月29日木曜日

非現実的な現実

昨日が仕事納め、今日から家の大掃除やら帰省されたりと慌ただしくなる方も多いかと思いますが、ギャラリーは明日まで開いています。年末のこの時期に写真なんて見てられないよとおっしゃるかもしれませんね。もしも、時間が空いた方やちょっと一息と思われたなら、是非ともギャラリーへお出で下さい。暖かくしておきますので。


明日は下にあるように、17:00頃から「今年を忘れ(ナイ)会」を行う予定でいます。素直に忘年会とすれば良いのに、またひねくれた名前を付けてしまっています。

今年は誰にとっても特別な年だと思っています。未曾有の大震災という悲劇の中にも、人として生きることの尊さやいとおしさ、哀しみの渦中でありならが、周りを気遣う優しさ、個々にある使命感といったことを再認識させられました。

だからこそ、これからがもっと大事になるわけで、その時、その場であったことを忘れちゃいけないよなと感じているのです。その為の「今年を忘れない」であって、一方、それだけに引きずられて前を向けないといったり、あきらめてしまうのも違っているようにも思えるから、不謹慎かもしれないけど、少しだけは「今年を忘れないかい」との意味もあります。

最近、何か復興という言葉がひとり歩きし始めているように感じてしまうのは僕だけなのかなと考えたりもします。でも、何よりその大元となるのは地元にいる人間なのだし、ひとりひとり、皆自分の出来る中で今も頑張っているのだから、その中のひとりだとの意識は持っていようと思います。

先のことは誰にも分からないけど、誰もが明るい未来を信じていたいはず。

それには、何でもいいから、夢中でいられるものを探すのもひとつの方法ではないかと・・・。

現実は否応なく目の前にあるわけだから、時には夢の中で自分自身を試してみることも良いのではと思うのです。

非現実的な現実をこの眼で、身体で感じたのですから。





○「今年を忘れ(ナイ)会」 参加されたい方は御一報を!!

 詳細はこちら http://kalos-gallery.blogspot.com/2011/12/blog-post_15.html

 12月29日、本日まで受け付けています。



○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

 Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html

2011年12月28日水曜日

もう一人の自分が、

さてさて、年末というかいつもの月末のあれこれを片付けないといけません。まだ間があるからと先送りばかりしていると、結局はそのつけが回りまわってくるものです。それほど多くはないけれど、午前中に動くしかないので、この後ちょっと出かけるとします。


僕なんかは普段から時間が無い、忙しいなんてことは思ったことはないのですが、何となく気分が乗らなかったり、考えに煮詰まったり、結論を出すことに躊躇したりしてる内に、勝手に時間だけが過ぎていくことが多いように感じることがあります。

目的が明確に決まっていたとしても、そこまでのプロセスが見えない時なんか(しょっちゅうですが)は特にそうで、自分の経験や知識の少なさを感じつつ、ついついもう少し経ってから考えようとしてしまいます。結局、してしまうだろうことだけは分かっているのにね。

今出来ることは、今しか出来ないことでもあるから。

誰でもない自分の為に、身近で想ってくれている人に対して、

そして、まだ会ったことのない人たちに向けて出来ること。

考えることはたくさんあるし、しなければいけないことも少なくないから、

動くしかないよと・・・

もう一人の自分が、今も言っています。





○「今年を忘れ(ナイ)会」 参加されたい方は御一報を!!

 詳細はこちら http://kalos-gallery.blogspot.com/2011/12/blog-post_15.html

 12月29日まで受け付けています。



○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

 Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html

2011年12月27日火曜日

Scene-2 そして「自分自身へ・・・そして誰かに向けて」開幕です!

Gallery Selection Scene-2が今日から始まります。全体の様子はこんな感じです。


木戸さんの作品は同シリーズの中で、仙台に来てから撮影されたものですから、初公開になります。続いて、小出さんの静寂かつ詩的な世界が見えてきます。一方でiphoneによる違った世界観が提示されています。それから、最後に熊谷さんのニュープリントによるカラー作品6点が並びます。


そうして、カーテンの奥に隠された部屋が、2人の新人による「自分自身へ・・・そして誰かに向けて」になっています。こちらについては今日は画像を載せません。実際に見て、感じて欲しいからです。




是非ともご覧にお出で下さい。




○「今年を忘れ(ナイ)会」 参加されたい方は御一報を!!

 詳細はこちら http://kalos-gallery.blogspot.com/2011/12/blog-post_15.html

 12月29日まで受け付けています。



○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

   Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html

2011年12月26日月曜日

「自分自身へ・・・そして誰かに向けて」



何も無くなってしまった奥の部屋


今日、また2人の新人の作品が並びます。

誰でもない自分で決めたことだけど、見知らぬ誰かに向けての精一杯のメッセージ

「自分自身へ・・・そして誰かに向けて」

明日開幕です。





○「今年を忘れ(ナイ)会」 参加されたい方は御一報を!!

 詳細はこちら http://kalos-gallery.blogspot.com/2011/12/blog-post_15.html

 12月29日まで受け付けています。



○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

 Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html

2011年12月25日日曜日

また思いつきだ!

Gallery Selection Scene-1の最終日になりました。今日は時間も17:00までですので、見に来られる方はご注意下さい。これ以降は撤収と同時に展示作業に入ります。明日も含めて、イメージ通りになるかが楽しみなところです。


30日に予定していた「今年を忘れ(ナイ)会」も、現在何人かから参加の連絡があり、こじんまりとしながらも、開催することにします。この日も営業は17:00までになりますが、遅れて参加の方もドアは開いていますので、はいってきて下さい。取りあえず、今日までに連絡をと言ってましたが、もし都合が合い、参加出来るとなったら、出来れば前日までに連絡して下さい。

なんか、業務連絡と報告のような始まりですが、個人としてのブログでもあり、ギャラリーとしてのブログでもあるので、ご容赦を。(いつものことか・・・。)

今日はクリスマス。

いろいろと予定がある人、特に予定もない人、さまざまだとは思います。今年はホント思いがけなことがあったわけで、これからも大変でしょうが、今日は心穏やかに過ごして欲しいなと思っています。

カメラを持っている方は、もちろん携帯でも良いのだけど、写真を撮ってみてはいかがでしょうか。好きな人とか好きなモノとか、何でも良いので。そして、写真家気分でタイトルなんかを付けてみましょう。上手い、下手なんて気にせずにね。

出来たら、こちらに送って貰っても、見せに来ていただいても良いですよ。

また思いつきだ!



それでは、皆さん、良い一日を。

メリークリスマス!!





○「今年を忘れ(ナイ)会」 参加されたい方は御一報を!!

 詳細はこちら http://kalos-gallery.blogspot.com/2011/12/blog-post_15.html




○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

 Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html

2011年12月24日土曜日

きっかけは、ここにあります。

それにしても一段と寒いですね。なかなか室温が上がってくれない中、奥の小部屋から寒い、寒いと思いながら、今これを書いています。今日は、クリスマス・イブですし、お天気は崩れ気味、夜にはホントにホワイト・クリスマスになりそうな気配です。


昨日も書いたように、僕はといえば、明日からの準備に付きっきりになりますから、クリスマス気分を味わう程の余裕はないかもしれませんが、新しい作品を展示し、最初に見ることがクリスマス・プレゼントのようなものなので、楽しんでしようと思っています。

さて、来年3月に予定しているSha-gaku vol.4ですが、今も参加者を募集しています。いろいろな写真との接し方があるのでしょうが、個人的にはそれらを発表していくことで、上達や成熟をしていくのだと思っています。

上手い写真を撮れなくてもいいんだと考えている方は別にして、大抵の人は自分にとっても見る人からも良い写真と感じられるものを撮りたいと思っているはずです。そうして、人知れず撮影に出かけ、その時々の結果を自分自身で判断しています。

それらの多くは、写真としての枠組みの中で、その雰囲気や表層のイメージの良さを判断基準にし、自分が何故この状況で、これを撮ったのかを考えないものです。そうして、自分で何を撮りたいのか、テーマはなんなんだろうと悩んでいる方の多くがそこで立ち止まってしまうのです。

そこから前に進む方法のひとつが、他者に対して発表することです。発表するにはいくつかの障害や問題がありますし、何も自ら進んでそんなことをしなくてもとか、他人に評価されることが怖いと思われがちですが、そうしなければいつまでもひとところに止まっているままなのです。

きっかけは、ここにあります。

もう一度、自分の心に問いかけてみて下さい。

立ち止まったままで良いかどうかを。

http://kalos-gallery.com/event/planning.html#vol4



○「今年を忘れ(ナイ)会」 参加されたい方は御一報を!!

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○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

 Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

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2011年12月23日金曜日

少しずつでも

今日から3連休の方が多いかと思います。中にはそんなことは言ってられない程忙しい方もいらっしゃるのでしょうが、気持ちだけでも余裕を持ちたいものです。


さて、Gallery SelectonはScene-1が今週で終了します。今日を含めて残り3日です。25日、日曜日は17:00からScene-2へ展示変えの準備に入りますので、来られる方は時間にご注意下さい。僕としては、ひととき、忙しさから離れて、アートに、写真に触れてみてもらえると嬉しいのですが。

そんなわけで、クリスマスの夜、僕はギャラリーで作業をしていることになります。特に寂しさがあるわけでもなく、むしろ今まで頭に描いていたイメージが具体化していくことにほくそ笑みながら、あれこれと動いているのだろうと思います。

いい歳した男がひとりでニヤついてる姿は、想像に絶えないかもしれませんが、同じようなことを繰り返し行ってきたとしても、その時その時で新鮮な気持ちが生まれます。今回は旧作の展示もありますが、でも、以前とは違ったものに見えてくることが不思議に思えますし、やっぱりこれだよなとか感じられた時にはワクワクとしてしまうものです。

今年は特別な年でしたから、気持ち的にも現実的にも喜んだり、楽しんだりすることが素直に出来ない人が多くいると思います。そういった思いや感情が癒され、自分自身で消化出来るようになるにはやはり時間が必要です。しかも、それって、結局は自分でしか対処できないものなんだとも思います。

そんな中、日々の忙しさは、それらを少しの間忘れさせてくれるもので、生きる為の処世術のひとつなのかもしれません。かと言って、それだけではいつか疲弊してしまうものです。

少しずつでも楽しさや喜びを感じられれば良いのです。

焦らず、構えず、自然な自分と寄り添いながら。





○「今年を忘れ(ナイ)会」 参加されたい方は御一報を!!

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○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

 Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html

2011年12月22日木曜日

新しい出会い

準備作業は今のところ順調です。


昨日は偶然、「自分自身へ・・・そして誰かに向けて」に出展する2人が準備に来られました。これまで、Sha-gakuを始め、いくつかのグループ形式の企画展を行ってきましたが、展示作業前に参加者同士が会うことはあまりありません。不思議だと思われますが、参加されるほとんどは知り合いであったり、なにかのグループであることも少なく、展示期間もやや長めに設定しているので、準備で重なることが少ないのです。

僕としても、グループの形式や大きなテーマ設定はあるにしても、各々個人としての発表と捉えていて、他の出展者の作品に合わせたり、変な遠慮などない方が良いわけで、ごくごく自然にそうなっているのです。もちろん、参加する方ひとりひとりとは、希望により相談を受けたり、サポートをしているので、全体像は僕が把握しています。だからといって、恣意的にこうしろ、ああしろとは言うことはなく、自由に制作して欲しいと考えています。

会期が始まり、ギャラリーで他の人たちの作品を眼にし、実際会って話をしていくうちに、互いに意識しあってきたりすることはあるのでしょうが、それがまた刺激になったり、次の発表へと繋がっていくようなものであれば良いと思っています。



生きていくことは、出会いと別れの連続で、それらは偶然であれ必然であれ、少なからず自分に影響を与えます。新たな出会いはそれぞれの痕跡を残しながら、自身の取捨選択の後、別れに繋がり、そしてまた違った出会いを生むようになります。

ギャラリーには、写真というどこにでも眼にするものに、違ったアプローチで価値観を生み出したいと考えている方やそうではなく自己の楽しみの延長線上として発表を考えている方、さまざまな思いを抱えている方が集まります。

このような発表を通して得られる人との出会いが、それらがもたらしてくれるであろう新しい発見、やがてたどり着くかもしれない自分が目指す世界への道しるべのようなものになってくれたなら、それだけで良いと思います。



でも、その為には、先ず自分から飛び出し、動かなければいけないことは誰もが分かっていること。そうしなければ、新しい出会いなんて生まれてこないと、僕は思うのです。





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○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

 Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

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2011年12月21日水曜日

プリント作業

昨夜からプリント作業をしています。


えっ、と思われるかもしれませんが、僕としては特に変わったことをしているつもりはありません。暗室によるプリントではなく、インクジェット・プリントになります。よくあるデジタル・ラボの変形版のような感じと捉えています。

違っている点は、この作業が展示・発表へのサポートのひとつであることです。現在はギャラリーで展示をしたいと思い、公募に参加される方に対して、プリントを希望される方にのみ行っています。ですから、色校正やテストプリントも充分ではないかもしれませんが、一緒に行うようにしています。

プロの方は別にして、昨今の作品大型化の風潮は、ますます自身でのプリントを困難にしています。大きければそれで良いわけではなく、作品として大きくする意味があるわけですが、ただ単に会場の広さに合わせてといった観点でそうしているように思えるものも良く見かけます。

アマチュアの場合、以前から大抵の人は展示用にとプリントはラボ等に出すわけで、インクジェット・プリントにしても、まだまだ大きなサイズのプリンターを持っている方は少なく、業者へ委託することになりますが、いずれも直接作業者に指示をすることは難しい状況です。

本来、自分の思ったようなプリントにするのなら、現場に立ち会い、一緒に行うのが筋なんだと思います。自分の作品となるわけですから。とは言え、直接作業をするわけではありませんから、重要なのはコンセンサスとコミュニケーションになります。

少なくても、そこが行える環境でしたいとは思っています。その為に、テストプリントや画像編集を何度かしなければいけませんから、面倒な作業ではありますけど、苦にはならないです。

そんなわけで、これからインクを買いに行かなければなりません。予想以上に消耗が早かったのです。

寒空の下、自転車を飛ばしますか。



○「今年を忘れ(ナイ)会」 参加されたい方は御一報を!!

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○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

 Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

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2011年12月20日火曜日

本能としての表現

表現することは、誰もが持つ本能なのではと思っています。生きる上での術として、自分の意思を伝えることも表現であり、もっとも大事なことで、それ無しでは生活出来ないとも言えます。今はネット等で言葉交わすことなく何でも手に入れることが出来る時代ですが、それにしてもそれらを手に入れる為には、何らかの手段で伝える必要があります。


表現は「表に現わす」と書きますから、頭の中にあるだけでは何も起きないことを意味します。もちろん表現する為に、考えることは重要かつ必要なわけで、それ無しに表現し得る人は天才なのだとも言えます。

先にも書いたように、表現する為にもっとも使われているものは、「言葉」です。それらを組み合わせ意味を持たせながら、社会も生活も成立しているわけで、手段の中ではとても強いものです。その為、何気ない一言が誤解を招き、思いがけず人を傷つけたり、自分自身をおとしいれる結果に陥ってしまうなんてこともあるのです。

一方言葉以外の表現方法はどうかといえば、案外曖昧なものです。というのも、言葉とは違い、それらの意味する部分が固定化されないからです。言いかえれば、向けられている相手側の経験や思考に委ねられている部分が多いということです。

アート作品の多くは、よく分からないと言われます。元々アートは、新しい価値観の創造でもあるのだから、これまでの経験や知識の内では理解されないという宿命のようなものを自らに課しています。そういった意味では、ごくごく当たり前の評価なのかもしれません。

それでも、過去から現在において、それらを表現し、発表をすることが続いている事実を考えると、やはり表現することは本能のひとつであり、誰もが持っているものだと思えるのです。

だから決して、特別な人の為の、特別なことではないのです。

そして、頭の中にあるだけでは、何も起きないものなのです。





○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

 Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

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2011年12月19日月曜日

あなたは今どんな大人ですか。

昨夜は珍しくpolkaが寝ている僕の上に乗ってきて、何度か目を覚ましてしまいました。普段は一度退けると、自分の持ち場に行って寝るのですが、寒かったのか何度も乗ってきては腹這いになっていました。朝、水を飲んでいる様子にも変わりないし、大きく鳴くこともないので、一時のきまぐれだったのかもしれません。


そんなわけで、今朝はちょっと寝不足気味のスタートです。さてと、今日は休みですけど、昨日書いたように展示準備を進めようかと思っています。それでも、4点程額装をするだけです。結局は25,26日に一気に行うことになりますから、それまでは、段取りを頭に思い浮かべながら、必要なことをしていくだけです。

必要なこと、しなければいけないことを見つけることや実際に進めるには、多分にその経験値によるもので、いわゆる慣れもそのひとつだと思います。一方、まだ経験したことの無いことをするには、先ずそれをするには何をしなければならないことから始まりますから、その分時間や体力が要求されます。何事も若いうちからやった方が良いと言われるのも、それが理由になっているからですね。

では、年を取ってから何か新しいことをするのは難しいから、今までの延長線上とか無難にしていれば良いのかといえばそうではありません。したいと感じ、それが自分にとって許されるモノならば、するべきだと思うのです。ただ、若い時分に比べれば残された時間は少なくなってもいるし、体力も落ちてきますから、不安や諦めが先に立つし、これまで失敗したいくつかの経験も影響を与え、踏ん切りが付かないのかもしれません。

今は特に周りのスピードも上がり、徐々にそう感じる年齢が低くなってきているように思います。

しかも、結果が最重要であるような世の中でもありますから(決して間違ってはいませんが)、自分自身にもそれを求めてしまいます。

まぁ、僕を含めて、こういう姿を若い人たちに見せてしまっているせいもあるのだと思います。

さて、あなたは今どんな大人ですか。



○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

 Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

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2011年12月18日日曜日

作品準備

明日以降、Scene-2と同時開催する「自分自身へ・・・そして誰かに向けて」の作品準備にかかります。昼間は営業をしているので、おのずと夜に行うことになります。


Gallery Selection に出展する方は、基本的にプリントは自分で行いますし、構成も自身で決めてこられますから、額装作業をしたり、実際の展示の手伝いをするだけで済む予定です。一方、「自分自身へ・・・そして誰かに向けて」の参加資格はビギナーとしていますから、作品制作の部分から構成・展示までのあらゆることをサポートしています。

サイトを見て気付いていると思いますが、樋口さんは以前”Love and Joy”で初展示をしていますし、プリントも自身でされているので、主なサポートは済んでいます。もうひとりの渡辺さんは、大変失礼な言い方ですが、写真が好きで、休日に撮影に行っては、お店プリントをして楽しんでいるような、いわゆるどこにでも見かけるアマチュアの方でした。

でしたと書いたのは、作品としての写真を考え、選択し、構成していくにつれ、彼自身が少しずつ変化しているからです。参加を決め、今までの約2カ月の間で主に行ってきたことは、自分の撮ってきた写真を見つめ直すことと何がそこに写っているのかということを考える作業です。それらの作業を通すことで、自己表現の入口を見つけてきたとも言えます。

ですから、実のところ、作品制作はこれからなのです。残り1週間で間に合うの?と突っ込まれそうですが、僕は大丈夫だと思っています。能天気に、適当に形を整えればいいからと考えているわけではありません。

あとは自分の決めたことを素直に行うだけですから。

僕はそうして進んでいく彼が迷ったり、立ち止まったりしないようにするだけです。





○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

 Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

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2011年12月17日土曜日

2度目の週末

2度目の週末になります。ということは、残り約1週間でScene-2へと展示変えになるわけです。ホント、時間が経つのは早く、まだ余裕があるからと先送りしていたことを、そろそろ始めないといけません。


Scene-2からは、もうひとつの企画展「自分自身へ・・・そして誰かに向けて」を併設しますので、入場券を手配しないといけません。Gallery Selection 2011に使用している入場券を使用すればそれでも済むし、始めからそのようにデザインしていれば良いわけで、何か無駄なことをしているように見えますけど、僕としてはそれぞれの趣旨や発表の意味も違っているので、やはり違うものを作ろうと思ったのです。

Scene-1に来られたお客さんは手持ちの入場券でどちらも見られますし、Scene-2から来られる方には、いずれかの入場券を選んでもらうようにします。片面はこんな感じです。


裏はまた違ったデザインにしているのですが、これは来られた時のお楽しみということで。


年末、何かと忙しいでしょうが、是非とも時間を作って見に来ていただければと思っています。

それでは、良い週末を。





○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

 Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html

2011年12月16日金曜日

雪に変わりました。

寒いわけです。ぽつぽつと降っていた雨が雪に変わりました。


市街地では今年初めてとも言える雪と朝とは思えない程の暗さが、震災当日の夕方を思い起こさせます。とは言え、感傷に浸っているわけではなく、いつもの冬が訪れてきただけのことです。

そう、今日もいつもと同じような一日を過ごせば良いのです。さして特別なこともせず、自然なまま、自分の意に則しながら、過ごしていくとします。ごく当たり前のように過ごせている日々を大切に感じ、これから先にあるかもしれない何ものかを想いつつ・・・。



だから、今日はこれでおしまい。



皆さん、良い一日を。



○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

 Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html

2011年12月15日木曜日

思いつき

この時期になると、忘年会の話が出てきているようですが、今年はどうなのかなと。個人的には改まってすることもなく、一年を終える感じで良いと考えてはいるのですが、サラリーマン時代は恒例行事のように必ずありました。


今年はちょっと特別な思いもあるのでしょうが、いつもと同じようにすることも大事なのかなとは思います。文字通り、年内の苦労を忘れ、気持ちを新たにするという意味では、案外良い習慣なのかもしれませんし。

そんなことを昨日、なんとはなしに考えながら、今年はギャラリーでもしようかなと思いつきのように頭に浮かびました。単純に、ノープランで、写真が好きな人たちが集い、今年を振り返り、笑顔で来年を向かえようというもの。

○今年を忘れ(ナイ)会?

12月30日 17:00~帰宅可能な時間まで

¥1,500程度の会費制にして、その分で食べ物と飲み物を賄えるように出来ればと思っていますが、持ち込みも歓迎します。

思いつきですから、中身は今のところノープランですし、取りあえず参加希望の方を募ります。

12月25日までにメールもしくは電話で連絡して下さい。

http://kalos-gallery.com/infomation.html


何か希望があれば、添えてくれると嬉しいです。

今のこの時期に、しかも年末押し迫った日ですから、集まるのかどうか分かりませんが、人数等により正式に決めたいと思っています。



まぁ、思いつきですから。





○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

 Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html

2011年12月14日水曜日

そこから先

いやぁ、寒いですね。日差しはあるけど、気温が上がってくれないから、風があるとますます寒さを感じます。外での仕事をされている方にはホント身体に応える季節ですから、あまり無理せず当たって欲しいです。


ギャラリーの日中は暖房が入っていますから、そんなことはないのですが、やはり外気温が下がっているせいもあって、朝のこの時間は暖まるまでに少し時間が掛かります。だから、こうして何を書こうかと考えながらも、一番思っていることは早く暖かくなってよということなのです。

さて、Gallery Selection Scene-1は今日で中日です。忙しさや寒さもあってなかなかお客さんも見えられませんが、写真を撮られている方はもちろんアートに触れたいと考えている方にとっては、必見の写真展だと思っています。まずは、作品としての完成度やプリント品質を是非見てもらいたいですね。

カメラを持っている方は皆さん自分の満足いく写真やこんな人のように撮りたいと考えているようです。最近のカメラは高機能、高精度ですから、カメラ任せであってもきれいに撮れるものです。

世にたくさん出ているカメラ雑誌や技術本を参考にしながら、いつかは僕もと思いながらシャッターを押している方が多くいます。そして、次から次へと開発されるカメラに目移りし、これがいいあれがいいと考えるのもまた楽しいものです。

でも、実際その通りにしたからと言って、出てくる写真がそうであるかといえば・・・。

答えは誰もが知っています。
与えられた知識や学習は技術的な上達を促すわけですが、それらは必要最低限のことで、そこから先が問題なのです。

個人として作品を提示し、発表する方は、そこから先を見つめている人たちと言えます。そうでなければ、その人自身のオリジナリティーは生まれてこないとも思っています。

そして、それらが見える機会は、写真展といったオリジナルの展示でだけなんですね。そこで実際に目にし、感じることは、本から与えられるものでも、誰かが教えてくれるわけでもありませんし、自身で考えなければならないものですから、少々面倒かもしれません。

でも、先ずは見て下さい。

そうすれば、自分の写真もそこから先も見えてくるものです。





○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

 Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html

2011年12月13日火曜日

普通

今年も残り3週間となり、来週末はクリスマスと、公私とも忙しい毎日を過ごされているのではないかと思いますが、僕はいたって変わりない日々を送っています。休廊であっても日中はほとんどギャラリーにいて何かをしているわけで、何か特別な一日といったものもありません。


つまらない生活のように思われるかもしれませんが、今年、もっとも感じたことは普通に暮らしていることの大切さであったように思います。劇的な人生を送りたいと考えている人でさえ、いざその場に立った時には目の前で起ころうとしていることにたじろぎ、悩むものです。それが、自分にとって悪いことであればなおさらのことです。

ただ、この普通という状態は人それぞれで、一般的な平均値で物語れるものではありません。自分にとっての普通は、他の人には特異に見える場合もあるからです。こんなことは無くても、しなくてもいいじゃないと思えることも、その人にとってはそれがあること自体普通で、無いと困るモノだったりもします。

だから、先に書いた普通に暮らしていることの大切さとは、その人自身の価値観に基づいた暮らしぶりが出来ているかが大事なんじゃないのと言うことでもあります。

そういった意味では、いまだ普通には戻っていない状況なのだろうと思います。

今年の漢字に「絆」が選ばれたといいます。
言葉だけが先行して、忌わしい事実が遠く忘れ去られることだけは避けなければなりませんね。



○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

 Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html

2011年12月12日月曜日

永遠に変わらないものなんてないのだから。

休廊日の今日は気分転換も兼ねて、外に出てこようと思っています。寒さのせいもあるけれど、どうも内向きにこもりがちになってきている感がするので、気合いを入れずにのんびりと自転車を走らせようかと。


今週から来週にかけてScene-2の準備もしなければいけないので、やれることからしていかないといけないわけで、いつものように先送りをして、思わぬところで躓くことがないようにしないといけません。背中を丸めて、縮こまっているわけにはいきませんね。

今年は震災もあり、誰にとっても特別で、大きさの違いはあってもどこかで影響を受けています。でも、そんな暗い影に覆い尽くされた中に、いままで現れてこなかった本来誰にでもある優しさや強さ、そんな一条の光のようなものが垣間見られたはずです。

言いたいことも言えず、やりたいと思うことも出来ない、そんなままならない世の中だから、それぞれが抱え込んでいるエネルギーは強いもの、そう信じていたいと思います。そうして、その内なるエネルギーを、自分の出来る範囲で表に出していけば、何かが変わることを。

そう、大切なのは、表に出すこと,
そしてそれらがつまらないことだと思わないこと。

永遠に変わらないものなんてないのだから。





○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

 Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

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2011年12月11日日曜日

ルール

ちょっと寝坊をしてしまいました。毎朝あるpolkaの来襲を押しのけて2度寝したのですけど、寒さの影響だけではありません。いい年をしてと思われるでしょうが、いつもというわけではないし、もう少し寝ていたいと感じている身体に逆らわない方がいいなと思ったからです。


人にはそれぞれ自分の中のルールを持っていて、他者や社会と関係してこない(影響しない)部分について、極力そのルールの中で生活しようとします。大抵の場合、そうした方が自分にとって楽だからです。楽というのは、文字通り楽しいに直結していて、誰も苦しいことを自らの判断で選ぶことは少ないはずです。

その中で大もととなるルールと言えるものが、信念であったり生きる上での姿勢みたいなものなのでしょうが、それらは滅多に言葉や行動に現れることはなく、ここぞという時の判断基準だと思っています。なぜなら、それは単純に楽ということではないからです。だから、日常で自分に課すルールはそれほどの重要性はなく、案外そうした方が安心出来るといった意味合いの方が強いのです。

僕自身、これでなくてはとか絶対にここだけは曲げられないとか、それらを越えてこう生きたい、こうありたいという強い信念は希薄な方なのでしょう。だから、遠くの目標に向かって、自分の信念に逆らわずというより、今この瞬間に起きているさまざまな物事に対して、右往左往しながらも、ひとつひとつを出来るだけ受け入れ、例えば自分の考えとは違ったものについても認めていきたい、自分のルールに囚われ過ぎないようにと考えています。

とは言え、それを行動にすることはとても勇気もいるし、自分を苦しめる結果に陥れる可能性もあるわけで、なかなか素直にかつ迅速にはいけないものです。それらはまた自分の中にあるエゴにも密接に繋がっているわけですから、やはり難しいことです。

ルールは破るためにあると言われるように、そこに縛られているだけでは見えてこないものも確かにありますし、時代によって常識も移り変わるものだから、自分自身変化する努力はすべきなのでしょう。また、情報過多の現在だから、余計慎重にしなければいけないものでもあります。

でもそうしたことで、一番大事なのは、選択したルールに後悔しないことなんだろうね。

まだ、変えなくちゃいけないことも変えていきたいこともあるのだから。





○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

 Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

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2011年12月10日土曜日

取りとめの無い話

今日も寒くなりそうです。日差しはあるのですが、その分余計冷え込んでいく感じがします。


でも、このまま晴れてくれると今夜からの天体ショーが見られそうです。

皆既月食ですね。今回のものは日本全国で、全過程が見られるようです。高度も比較的あるので、ビルにも邪魔されずに地上から見られるかもしれません。出来るだけ暖かい格好をして、赤い月の満ち欠けを眺めてみてはいかがでしょうか。

さて、Gallery Selection 2011 Scene-1は今日でちょうど一週間を迎えます。このところの寒さと師走の忙しさもあってか、平日はぼちぼちと来られる感じで、幾分僕も暇をもてあそび気味ですが、この分いろいろと考える時間があるので、それはそれで良いかと思っています。

フェルメール展も12日までとなり、たくさんの方が見に行かれているようですが、歴史的価値のあるアート作品を見る機会は地域ではそれほどあるわけではないので、混雑するのも無理はないかと思います。

かつて都内の美術館で常設されているアート作品を見るたびに、それらが制作され発表された時、人びとはどんな思いや感情を持って向かい入れたのだろうと考えることがあります。特に、死後認められ、発表されたものについては、そんなことが頭に浮かびます。

その頃無名であった彼らの作品は何を持ってその時代で認められず、理解されないまま埋もれてしまったかというすごく単純な疑問のようなものです。当時の経済や社会状況、それから市民生活における流行といったものに、ものすごく影響を受けたことには間違いは無いのですが、はたしてそれだけなのかなということです。

おそらく、答えが出ないことは分かっているのです。

でも、その一端に入っている僕にとっては、少なくとも考え続けていかなければいけないことなのです。

何と、取りとめの無い話・・・。





○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

 Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

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2011年12月9日金曜日

最近のpolkaは調子が良さそうです。

最近のpolkaは調子が良さそうです。急な寒さに体調が付いていけないのは人間だけなのと思わせるほど、実に穏やかにしています。もともと、フン詰まりさえなければ、目立って元気がない素振りも見せずに、食べては寝る生活をしているのですから、これが彼にとっても普通のことなのだと思います。


僕がいる時間はガスストーブを付けるようになったので、ベッドにもぐり込んだり、僕の傍で暖を取るよりも、いつもの一人掛けソファで眠そうにしていることが多くなりました。まぁ、僕もその方が安心していられるし、そんな付かず離れずの関係で良いのだと思います。

そんなpolkaの要求行為はいつもポーズから始まります。ほとんどは、生存についての要求ですから、水やエサのある場所の前で行われます。先ずはじっと佇んでいて、すぐには鳴かないのですね。これから僕は水を飲むんだとかエサを食べるんだとかを自らに言い聞かせているかのように、その先を眺めています。

それから、僕がそのポーズに気付き、覗き込むようにすると、おもむろに正面を切って鳴くのです。僕が給仕係だと知っているので、そうするのでしょうが、その眼差しはストレートです。僕が寝ていたり、気付かなかったりする時は、僕の上に乗ったり、耳元で鳴くような直接行動に移すのですけど、これもやはりストレートです。

polkaもまた、この地で3年目を迎えます。部屋にしかいないのだから、どこにいようが同じようなものですが、時折外を眺めている姿を見ていると、お前はホントにここにいて良かったのかと問いたくなります。もちろん答えてくれないことは分かっていますけど。

さてと、僕はどれほどストレートなもの言いや態度で物事に当たっているのだろうか。

正面からしか見えないものもあるのだから・・・。



○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

 Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

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2011年12月8日木曜日

そこでしか出来ないものを

最近は夜にテレビ番組を見ることが少なくなっていて、以前からそうであったように録りためていた芝居を見るようになりました。新しいものはほとんどないので、現在テレビ等で活躍している役者の何年か前の姿を見ているわけで、あぁ、変わりないなと思うこともあれば、こんなに変わったんだと感じることもあります。


これは、年齢による容姿の変化だけを言っているのではありません。もともと、芝居はその時々でまるで違った状況や登場人物を演じるのですから、同時期であってもこんなに違うのと思うこともありますし、役者のイメージが見る側に固定化されないようにとの意図的な部分もありますから、一概に本人が変わったとは言えないからです。

それでも、この年齢でこの状況でなければ出来ないようなものは必ずあって、それは芝居の技術や方法論とかに左右されるものではありません。逆に、年老いてからでなければ出来ないものもあるわけで、それぞれの年齢において、そこでしか出来ないものを演じる機会を持てた役者は幸せなのだろうと思います。

また、芝居は自分ではない誰かを演ずることで自己表現しているもので、一種逆説的な表現手段とも言えるのですが、多分に自分の生身でもって扱うものだから許されるのだと思うことがあります。そう言った意味でも、年齢や体力は密接な関係を持つわけで、やはりその時々で表現していかなければ、この次や将来に繋がっていかないものなのです。

変わっていくことを自らに刻みつけ、それぞれのステージを経験することで、今を語れるわけですね。

先に「そこでしか出来ないものを演じる機会を持てた役者」と書きましたけど、大概は自分でその機会を作ろうと動き、もがいた人たちであって、ただ思っているだけでは、その機会が訪れることは無いのです。





○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

 Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

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2011年12月7日水曜日

見る側への意識

ギャラリーで展示をした方の何人かは、時々写真を見せに来てくれます。今、自分が抱えているテーマに沿ったものであったり、まだ漠然としている中で選んだものであったり、形はそれぞれです。ほとんどは、まだ自分の中でも完成されていない状態のものと言って良いと思います。また、テーマや提示されるイメージはさまざまで、同じものがあるわけではありませんが、ひとつだけ共通に感じられる事はあります。


自分が求める作品や世界を作り上げることは、常に自分へ内向きの作業を強いられ、他人には決して見えない部分です。そして、これらは全て作者の想像と創造によるもので、他者が介在することもあまりありません。とても不安で孤独な作業でもあり、逆に自分自身にとっての喜びや満足感といったものへ繋がってきます。写真を問わず、作品制作を行っている方の誰しもがこの段階まではきます。

この段階まで来た時に、それらを発表するかということになります。初めて見る側を意識し、これまでそそぎこんでいた内向きのパワーが、外向きに変わる瞬間です。そして初めて、制作とは違った不安やそれを発表する是非といったものを感じるようになったりするのです。しかも、喜びや満足感はこの時点で得られるものではありませんから、それらを推し進めるにはかなりのパワーが必要になるわけです。

話がズレていってるように思われますが、先に言った共通して感じられることとは、作品としての写真を実際に制作し、それらを選ぶ行為で、作者の中に、どこか必ず見る側への意識があると言うことです。内向きである制作のエネルギーの中に、常に外向きの意識が働いていて、瞬間的な変化ではなく、ある意味同時性を持ちながら、それら行為がなされているわけです。



誰にでも出来ることではないのかもしれませんし、もっと単純に自分が楽しければそれだけで良いのかもしれないけど、そこに価値が見出せるかと言えば、否と言わざるを得ないのです。





○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

 Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html

2011年12月6日火曜日

「自分自身へ・・・そして誰かに向けて」

昨日は久しぶりにサイトを更新しました。まだ完全版ではありませんが、次回の企画展 「自分自身へ・・・そして誰かに向けて」の紹介がメインになっています。


http://kalos-gallery.com/exhibition/next_exhibition.html

この企画への参加対象は展示ビギナーとしています。写真は以前から撮っていたけれど、発表する機会が無かった方や写真を撮り始めたばかりの人も含めて、自分自身でそう思われていれば誰にでも参加が出来るものとしました。

それでも、商業ギャラリーでしかも写真専門ですから、ビギナーの方にとっては敷居が高いと感じるのか、または、最初は知っている方と一緒に2、3点でも展示出来ればと思われている方も多く、最終的に2名での併設という形になりました。僕としてはとても残念との気持ちと同時に予想通りではありました。

だからと言って、参加する2名は無謀な挑戦者ではありません。むしろ、自分自身の素直な感情に従った表現者だと思っています。それは、タイトルにあるように、この展示会で発表することのほとんどは「自分自身へ」向けられているからです。

それでも、実際、見る側の評価は非常に気になるわけで、ただの自己満足だけで良いかと言えばそうではありません。その為、残り3週間となった今でも、2人にとっては気が気ではない毎日を送っているかもしれません。

でも、それって普段では得られない貴重な経験でもあるし、これからの生活に対しても決して悪い影響は与えないものだと思っています。僕としては、制作に伴って、苦しんだり、悩んだりする姿を楽しげに眺めるほどサディスティックではないのですが、出来るだけ自分で解決してほしいと考え、最小限のサポートをするようにしています。

結局、表現や発表はその人そのもので、その人自身のものだからですね。その上では、キャリアや技術といったものは関係なくなるものですし。



だから、表現するっていいよなと、誰かが感じてくれたなら、成功じゃないかと・・・。





○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

   Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html

2011年12月5日月曜日

最近のお気に入り

上原ひろみ HAZE

最近ずっとお気に入りで聞いている曲です。先週だったか、矢野顕子さんと一緒に演奏している姿をテレビで偶然見て、何となくYouTubeで検索して出会ったのがこの曲です。


以前から気にはなっていて、時折見たりもして、感情や感覚を純粋にそして全面から感じられるプレースタイルに魅かれてはいました。いつもはトリオの場合が多いのですが、これはソロです。


いつもは、小さな身体から発せられる圧倒的なパワーに驚き、超人的な指先の動きにどきどきとさせられ、感動や元気をもらえるような演奏は、彼女の本当の意図するところなのかは分からないけど、本人自身の楽しさやそれを見せられる、聞いてもらえる喜びのようなものは、見ているだけで直に伝わってきます。

でも、この曲にはそれだけではないもっと大きな何かを感じられるのです。

経験や学習によるものでもなく、まぎれもなく彼女自身の内から湧きあがってきた何物かであって、しかも誰の心にも刻みつけることが出来るそんな類のモノですね。

なんとも具体性の無い説明で申し訳ないのだけど、これは多分に個人的な感覚なのかもしれないし、取りあえず聞いてみて、感じてもらえればと思っています。



やっぱり、表現することっていいな、と思わせてくれます。





○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

 Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/next_exhibition.html

2011年12月4日日曜日

人の写真を見るということ

人の写真を見るということは楽しみと同時にとても繊細さを持って扱わなければならない作業だと思っています。多くの作品を目にしているので、慣れもありますが、それでもひとつひとつ違うわけですから、何か自分の感性や注意力を試されているようにも感じます。


これまで、何人かの作品を見る機会があり、その度に考えることは、この人はどうしてこういう写真を撮っているのだろうということです。方法や手段ではなく、これらを自分の作品として提示してくる理由のようなものと言ってもよいと思います。

大抵の場合、彼らのキャリアや知識といったバックボーンを知りませんし、それを知ったところでどうなるわけでもないから、作品そのものから受ける印象で判断せざるを得ません。それは時に間違っている場合もあり、その為、僕の一言に依って彼らが傷つきやしないかとも思います。

でも、展示会に見に来られる方々は皆そうで、何を思い、感じても自由なわけです。違っている点はそこで感じたものを自分でまとめ、考え、本人に対して口にするかどうかだけです。特に僕は写真家ではありませんから、そこに関わる技術や方法的な部分、写真家としての自分の方向性といったものもなく、目の前に出される作品だけを純粋に受け入れ、話すようにしています。

こちらの人は自分の作品を人に見せることにあまり慣れていない印象が強く、ましてや初対面の第三者に見せるなんてありえないと感じている人が多いようです。それゆえ、展示・発表という舞台は自分には縁のないようなものと思ったり、人様に見せられるようなものではないと自分で思いこんでいるふしがあります。おそらく、その行為自体、とても大変で勇気のいることなのでしょう。

でもね、個人的には何かモノを作ることの結果として、世の中に出すことが無いのであれば、それらは何の意味もないモノになってしまうと思っています。世に出す理由はさまざまで、その結果、人を陥れようとかしようものなら、それらは瞬く間に淘汰されるわけですし、出したからといって急に世の中が変わるものでもないわけで、それらを目にした数少ない方々の心に残り、心地よい感覚や何か自分を顧みられるような瞬間をを感じてもらえるだけでも良いと思うのです。

何でもそうですが、人に何かを見せる行為は、見る人たちに向かっているだけではなく、自分に対して向けられているものです。してみなければ分からない、これも良く耳にする言葉です。

さて、それをするには・・・。

だからこそ、大切に扱わなければいけないのです。



○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

 Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

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2011年12月3日土曜日

for all who loves photography

いよいよ今日から正式な開幕です。


お天気はあいにくの雨模様、冷え冷えとした寒気に包まれていますけど、ギャラリーの中は暖かく、ちょっとだけ緊張感を交えながら、作品ひとつひとつが皆さんをお迎えします。

for all who loves photography

昨日最後に載せた言葉は、今回のDMにも載せているものです。イメージはこちら


写真を愛する全ての人に楽しんでもらえる、しかも地元で活躍している写真家の作品で、がコンセプトのひとつでもあるのです。


今は写真を撮ることが無くなった方やもともと写真以外のアートに興味のある方、まるでそういったものに触れる機会の無い方にとっても、普段、世に氾濫し、いやが上にも目にしてしまう印刷物等の写真とは明らかに違うことが分かるはずです。

先ずは頭で考えるのではなく、感じてもらえれば良いと思っています。

是非とも足をお運び下さい。





○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

 Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/next_exhibition.html

2011年12月2日金曜日

展示状況の一部

明日正式な開幕を迎えるGallery Selection 2011ですが、昨日も先駆けてお客さんがみえられています。今日は、展示状況の一部を載せてしまいます。


入口はいってすぐのところが木戸さんになります。


そこからすぐに阿部さんです。



そして奥の部屋、カーテン越しに江口さんになります。


展示状況を開幕前に見せちゃっていいのとも思いますが、実際にその場に立ってもらった時の雰囲気までは伝わりませんから、あくまで情報だと捉えています。

また、写真を撮られている全ての人たちに見て欲しいと本気で思っていますので、これを読んでおられる方は是非勧めていただけると有り難いです。

今日も引き続きギャラリーは開いていますので、いつでもお出で下さい。

For all who loves photography


○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

 Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/next_exhibition.html





2011年12月1日木曜日

「オーケストラ!」


展示準備期間中に何本か観た映画のひとつです。


日本では2010年公開のフランス映画「オーケストラ!」です。公開当時から評判が高く、見たいなと思いつつも、忘れてしまっていたのですが、ふとしたことで思い出し、レンタルして来ました。あらすじや批評はいろいろなところで書かれていますから、そこに言及はしませんが、一言で言うと、この映画の良さはラスト12分に集約されています。

映画や演劇ではラストが大事なことは誰にも分かることですし、最初からラストシーンを決めて制作しているものもあるくらいですから、そこまでの展開がとても重要になります。適度な緊張と笑いの要素も交え、現実的な悲哀もあり、登場する人物が抱え込んでいる困難や思いをさりげなくそしてドタバタと表わしていることに好感が持てます。

クラシックを普段聞かない僕でも充分にその素晴らしさを堪能出来た映画でした。夢のような話ですが、2つの実話がベースになっているとも言います。また、何かに突き動かされる瞬間やタイミングは誰しも経験があると思うのですが、その部分って僕がもっとも求めているところなんだなぁと思わせてくれました。

敢えてここには書きませんが、監督のプロダクション・ノートに書いている言葉がまた感動的です。公式サイトがまだ残っているようですから、気になった方はこちらを。

http://orchestra.gaga.ne.jp/#


それにしても、人気ヴァイオリニスト、ジェケ役のメラニー・ロランは美しさだけでなく、感情表現の巧みさを併せ持っているとても良い女優です。ほれぼれとしてしまいますね。



さてと、今日から先行して開幕するGallery Selection 2011

こちらもうまくハーモニーが奏でられていると思っていますので、是非ともご高覧を!





○Gallery Selection 2011

 Scene-1 2011年12月3日(土)- 12月25日(日)

      13:00-19:00(25日は17:00まで)、月曜日休み

 Scene-2 2011年12月27日(火)- 2012年1月22日(日)

      13:00-19:00、月曜日、12/31-1/4 休み

入場料 ¥300 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/next_exhibition.html