2014年1月31日金曜日

ザワザワ、ワクワク

ぼちぼちと、Act-2の内容が決まってきました。

今日、明日にはプレスリリース、DMの手配、サイトの更新を行う予定です。以前、この場でAct-1では仙台市在住の出展者がいないと書いたのが功を奏したのか、Act-2では出展者6名の内5名が仙台市在住になります。在住といっても出身は違っている人の方が多いので、現在はここ仙台にいると言った方が正しいのかもしれません。

仙台というところは、昔からそういう傾向の街だなと僕は感じていて、実際僕も東京での生活の方が長いわけで、生まれがここであっても、まだ何か異邦人的な感覚が強いです。街並みも雰囲気も幼かった頃とはがらりと変わってしまいましたからね。

かといって、東京のように、地方の寄せ集めで何でもありというところはあまり見られず、良い意味、穏やか、悪く書いてしまうと、ザワザワ、ワクワクとしたところがあまりない街に見えます。お前は仙台のどこを見ているんだと言われれば、それまでのことですが、こういうことって、実際眼にする云々ではなく、感じるもののような気がするし、特に文化・芸術に関しては必要なことのように思います。

これまでに眼にしたことのない得体の知れないものやそこに隠された新しい価値といったものは、今或る状況に対してのある種の欠乏感や変化に伴う痛みを承知しながらも進もうとする活力がないと生まれないような気がするのですね。そういった意味では、おとなしいかなと思うわけです。

震災後、これから何かが変わってくるのかもしれませんが、
僕としては、自分が出来得ることを正直にやっていくしかないなと思います。

写真という手段を持って、何かを提示し、
新たな価値を産もうとしている人たちの為にね。

おおげさかっ!




○「PHOTO(仮)」企画参加者募集中!!
 
4つの単語から、新たな創造を!!
PHOTO(仮)

皆様の参加を心からお持ちしています。


Sha-gaku vol.7 Act-1
2014118日(土)- 216日(日)                                     
13001900、月曜日休廊
入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)




Sha-gaku vol.7 Act-2
201431日(土)- 330日(日) 
13001900、月曜日休廊
入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)

○オープニングパーティー
 3/1(土) 19002100(延長あり) 場所 ギャラリー内
 参加費 ¥700(別途入場料はお支払いいただきます)

 予約不要、入退出自由、差し入れ、持ち込み大歓迎!!

2014年1月30日木曜日

その対岸まで

このところ言葉とアートの関係性のようなことを書いてきましたが、この内容を具体的に企画としたものが、現在募集中の「PHOTO(仮)」です。

以前には、Photo Park ~写真の眼~ という企画で、光、記憶、色の3テーマによる展示を行いましたが、写真には必ず付いてくる言葉ですので、今回は少し離れた言葉を選んでみました。また、英語で提示した訳は、ケースバイケースでいろいろな意味を持ち、日本人が日本語を理解する上での常識的な解釈から外れてしまっても良いのではと思ったからです。

その上で、言葉を越える何ものかを表現し、案外固定観念に囚われがちな写真が本来持つ自由さを出して欲しいとの思いがあります。こうして書いてしまうと、ハードルが上がったように感じられ、ますます参加する方が減ってしまうかもしれませんね。

でも、現在求められているような、気軽に手軽に安直に出来てしまうものとは、実際対岸にあるようなものが作品制作であり、それをもって何がしかの意思を発表するのですから・・・、後は言わずもがなですね。

さて、その対岸まで泳ぎ切りたいと思っている方は、是非とも参加してみて下さい。

最初はおぼつかない泳ぎでも、いずれきれいな自由形に変われるようにサポートします。 



○「PHOTO(仮)」企画参加者募集中!!
 
4つの単語から、新たな創造を!!
PHOTO(仮)

皆様の参加を心からお持ちしています。



Sha-gaku vol.7 Act-1
2014118日(土)- 216日(日)                                     
13001900、月曜日休廊
入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)




Sha-gaku vol.7 Act-2
201431日(土)- 330日(日) 
13001900、月曜日休廊

入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)

2014年1月29日水曜日

4誌目のご紹介

昨日の河北新報夕刊「アートの杜」で紹介いただきました。



河北新報社様、掲載有難うございました。

4誌目ということで、今回は普段より少し多めに紹介していただいています。
本当に有難いですね。

朝日新聞東北総局様からも県内ページへの掲載依頼がありましたが、こちらは他のイベント等との兼ね合いもあり、確実に載るわけではありませんが、もしかしたら目にするかもしれません。

後は、多くの方々に写真の面白さや奥深さをその眼で確かめていただくだけ。

また、それ以上に、現在写真を撮られている方に発表する意味や楽しさを知ってもらわないと。





○「PHOTO(仮)」企画参加者募集中!!
 
4つの単語から、新たな創造を!!
PHOTO(仮)

皆様の参加を心からお持ちしています。



Sha-gaku vol.7 Act-1
2014118日(土)- 216日(日)                                     
13001900、月曜日休廊
入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)




Sha-gaku vol.7 Act-2
201431日(土)- 330日(日) 
13001900、月曜日休廊

入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)

2014年1月28日火曜日

優れたアート

写真を含め、アートって、それ自体に独立したものであり、見る側に圧倒的な存在を示し、何ものかを語りかけてくるものだと思っています。

それは作品の大きさやディテールの細かさといった姿形の問題ではなく、ましてや変わったもしくは際立った技法を見せるだけのものとは違ったことです。あくまでこれらは手法であり、作品を完成させるための役割のひとつであるからです。ただし、同時にこの部分に一切のこだわりがないのなら、自分の描こうとしたものは得られないわけですから、重要な要素には違いありません。

例えば小説の場合、使用する言葉はそれ自体に意味を持ち、それらの組み合わせにより構成していくわけですから、伝え方はほとんど直接的です。ですので、読む人は、内容はどうあれ、その人が書きたかったこと、言いたいことを言葉の意味を辿りながら、自分なりに理解するわけです。

アートはこの部分が、あらかじめ欠落しているため、理解しがたい、何を表現しているか分からないと囚われがちで、その為、先に挙げた技法や手段に注目されやすくなってしまいます。なぜかって言えば、人は基本的に理解したい生き物だからですね。また、そういった楽しみ方や理解の仕方は、ひどく悪いことかと言えば、そうではなく、とっかかりとしてはむしろ良いのではと思います。

つまりは、見る側においては、始めから意味を理解しようと考えないで、アートに接していいんだよということです。ずいぶん乱暴だなと思われるでしょうが、最初に書いたように、それ自体に強い働きかけがみられない限り、見る側の意識や感情の部分には何も到達しないからです。あくまで、ベクトルは見る側に向かっているのですからね。

言い方を変えると、優れたアート作品は、それ自体に伝えるべき言葉を内包し、それらがある形を伴って、見る側へ提示されているものだから、素直に向き合えばいいだけだってことです。

そういった意味では、実は、言葉との相互補完以上の存在でもあるわけです。




○「PHOTO(仮)」企画参加者募集中!!
 
4つの単語から、新たな創造を!!
PHOTO(仮)

皆様の参加を心からお持ちしています。


Sha-gaku vol.7 Act-1
2014118日(土)- 216日(日)                                     
13001900、月曜日休廊
入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)




Sha-gaku vol.7 Act-2
201431日(土)- 330日(日) 
13001900、月曜日休廊

入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)

2014年1月27日月曜日

しゃべりすぎ

しゃべりすぎに注意。何も話さない方がいい。

昨日の新聞の占いに書いてあった言葉です。思い当たるふしがあるかもしれないし、昨今、失言問題で火の粉を浴びている人もたくさんいますから、少しは気をつけないといけないか、ぐらいに見ていました。

昔から「沈黙は金」と言われるように、特に日本人においてはその行為自体が謙虚で、しかも大人としての対応のように考えられていたように思います。もちろん他人を誹謗中傷したり、立場的に言っちゃいけないことを口に出すことは当然のようにいけないことだと思います。

それでも、この地に来てからは、少し言わな過ぎじゃないのと感じることがあります。もっと自分の考えを表に出して、建前ではない自分の言葉で話して欲しいなと思える時がままあるってことです。日本人の中でも東北人は、それでなくとも我慢強い、粘り強い、口が重いと言われますから、そういうものなのかとも思いますが、ネット上に溢れている匿名の罵詈雑言を見るにつけ(もちろん東北人だけのことを言っているのではありません)、やはり何か違うなと思うわけです。

僕は、基本的に話さなければ、人は分かりあえないものだと思っています。その為に言葉はあるのだろうし、仮に表情や態度だけでその人の考えや感情が明確に分かってしまうのなら、とても怖いなと思います。また、肝心なところで上手く話せない、言葉足らずで誤解されてしまう、そんなことは誰にでもありますので、重要なのはそこに真意があるかってことなのですが、大概は言葉尻だけを捉えられてしまったり、自分の理解を越えていることに関しては耳も貸さないような経験をすることになります。そうすると、話すこと自体怖くなってしまい、余計なことは話さない方が良いと思うようになります。

でも、それじゃ何も変わらない、ここから前にも進まないのではと。

そして、おそらくアート足るものは、言葉だけでは通じ合えない何ものかを補完しうる役割を担っているのだと考えています。それゆえに、言葉との相互補完たるアートは、むしろ東北人にこそ向いている表現なんじゃないかと思うのです。

さて、多くの人にそんな浮世話を聞いてもらうには、
やっぱり、しゃべりすぎるくらいじゃないといけないのです。
誤解を恐れずにね。



○「PHOTO(仮)」企画参加者募集中!!
 
4つの単語から、新たな創造を!!
PHOTO(仮)
  
皆様の参加を心からお持ちしています。



Sha-gaku vol.7 Act-1
2014118日(土)- 216日(日)                                     
13001900、月曜日休廊
入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)




Sha-gaku vol.7 Act-2
201431日(土)- 330日(日) 
13001900、月曜日休廊

入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)

2014年1月26日日曜日

作品としての写真とは?

Sha-gaku vol.7 Act-1は、ようやく一週目を迎え、昨日も書きましたが、すでに3誌から情報掲載していただき、順調な滑り出しと言えそうです。

この何年かは紙媒体の情報は、ネットのそれに押され、多くの人はなかなか手にしなくなっているのではないかと思います。僕自身、毎日新聞を読んでいるかと言えば、決してそうではないと言えますし、自分が興味ある話題についてのみ読んでいたり、当たり前のようにネット上で検索し調べたりするような感じですから、かなり偏った捉え方をしているのかもしれません。

幅広い見解や意見を耳にし、実際に目にすることで、初めて自分にとって実のある情報になり得るわけで、まぁ、いい意味でも悪い意味でも、情報が認識に変わるというか、自分にとっての真実に近くなると言えるのではないかと思います。

写真は、そういった情報を補足する形で、常に使用され、日常的に目にするものです。連続した映像とは違い(編集無しという意味で)、それらの一部を切り取ったものですから、はたして本当の意味がそこにあるかどうかは分かりません。報道が同じ事象について、違った見解をするのと一緒ですね。

同時に、客観性を強いられた手段、媒体とも言えます。すでにそこに或る何かを、自分自身の肉体ではなく、カメラという道具を通して、一枚の絵にするわけですから。

それでは、作品としての写真とは?

ひとつの考えとして、徹底した客観性を持って表現したもの、或いは写真自体に己の主体を投影させたもの、さまざまな方法論や手法はありますが、いずれにせよ表現する者にとっては、嘘いつわりのない(演出上の嘘ということではなく)姿を、見る側に提示したものだということです。後々、それらを自分自身で否定することがあってもね。

ギャラリーにはそんな写真があるってことです。



○「PHOTO(仮)」企画参加者募集中!!
 
4つの単語から、新たな創造を!!
PHOTO(仮)


皆様の参加を心からお持ちしています。


Sha-gaku vol.7 Act-1
2014118日(土)- 216日(日)                                     
13001900、月曜日休廊
入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)




Sha-gaku vol.7 Act-2
201431日(土)- 330日(日) 
13001900、月曜日休廊

入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)

2014年1月25日土曜日

3紙目のご紹介

昨日発売の情報誌S-styleで紹介いただきました。



いつも有難うございます。

2週目の週末で、今日は暖かさを感じます。
散歩のついでに、ギャラリーへ足を運んでみませんか。



○「PHOTO(仮)」企画参加者募集中!!
 
4つの単語から、新たな創造を!!
PHOTO(仮)


皆様の参加を心からお持ちしています。


Sha-gaku vol.7 Act-1
2014118日(土)- 216日(日)                                     
13001900、月曜日休廊
入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)




Sha-gaku vol.7 Act-2
201431日(土)- 330日(日) 
13001900、月曜日休廊

入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)

2014年1月24日金曜日

いつも渇きを覚えながら

さてと、今日はどうやら天気予報は当たったらしく、朝の刺すような寒さから一転して、やや暖かくなってきました。しかも、朝から外出していたので、遅めのスタートです。もちろん、ギャラリーはいつも通り開いていますので、いつでもいらして下さい。

ブログを書くことが毎日の始まりのような感じになってから、はや5年になろうとしています。5月にはギャラリーも5年目を迎えます。その間に震災を経験し、相変わらずいまだ目処が立った状低でもなく、正直、順風満帆なんて言葉はどこにあるのと言った感じです。

しかしながら、ギャラリーを開設したことで、僕はいろいろな人たちと出会い、出会った人たちもその繋がりから知り合うようになり、今ではすっかり馴染んでしまっていたりするわけですから、狭い世界とは言え、なんらかの形で役立つこともあったのだろうと思います。

移り変わりの早い現在ですから、5年という年月はだいぶ昔のことであり、今も変わらずってことは案外難しいことだと思います。また、向上することを忘れずに、日々努力を重ねることで、より大きく、幅広い層へアピールしていくことはとても大事なことです。でも、一時の流行りやバブルのようなどこに実があるのかさえ不確かなものに手を出そうという気はありません。

真摯にそして苦悩しながらも前を向き、着実に進みたいと願い、行動しようとする人たちとそれらに新たな価値を見出し、何がしかの期待を持って見守って下さる人たちとの架け橋になれたなら、それはそれで意味あることなんじゃないかな。もし、そこから、地域としての独自性が見えてきたなら、少しずついろんなことが良い方向へ変わるかもしれません。

いつも渇きを覚えながら

安穏とせず、ってところですね。



○「PHOTO(仮)」企画参加者募集中!!
 
4つの単語から、新たな創造を!!
PHOTO(仮)

皆様の参加を心からお持ちしています。


Sha-gaku vol.7 Act-1
2014118日(土)- 216日(日)                                     
13001900、月曜日休廊
入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)




Sha-gaku vol.7 Act-2
201431日(土)- 330日(日) 
13001900、月曜日休廊

入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)

2014年1月23日木曜日

空っぽの時間

仙台に戻って来てからは、夜中2時、3時頃まで起きていることはなくなりました。

以前は必要に迫られて、そんな時間まで起きていたりしたのですが、自分の時間の中で生活することが多くなった今は、深夜まで起きている必要が無くなったと言った方が正確なのかもしれません。まぁ、年齢的にきつくなってきたことも確かにあります。それでも、朝5時前に起きていることもあり、睡眠時間自体はほとんど変わっていないわけですから、単純に目覚めている時間帯がシフトしただけとも言えます。

営業している時間は、ギャラリーにいて、ああでもないこうでもないとあれこれと考えていたり、作業していますが、結構個人的な内容をしていることもあるので、仕事とプライベートの線引きが難しかったりします。そんなこともあり、営業が終わり、寝るまでの間は、ほとんど仕事らしいことはせずに、ぼんやりとしている感じです。ほんと空っぽの時間とも言えますね。

でも、そんな空っぽの時間が僕にとっては案外大事なんです。大抵は他愛もないことを考えていたり、努めて見ようとしないまま、テレビを眺めていたり、polkaの背を撫でていたりするだけなのですが、何となくそんなことで一日のグチャとした部分を解きほぐしているんじゃないかなと思えるのですね。

そんなわけで、夜入っているメールなんかは、ちょうどこの時間に確認し、返事を出すようにしています。その場の勢いで返事することも必要だと思いますが、前夜にクリアになった状態で考えた方が、結果良いような気もしますから。

なんか、言い訳みたいだな。



○「PHOTO(仮)」企画参加者募集中!!
 
4つの単語から、新たな創造を!!
PHOTO(仮)

皆様の参加を心からお持ちしています。


Sha-gaku vol.7 Act-1
2014118日(土)- 216日(日)                                     
13001900、月曜日休廊
入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)




Sha-gaku vol.7 Act-2
201431日(土)- 330日(日) 
13001900、月曜日休廊

入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)

2014年1月22日水曜日

鑑賞者としての楽しみのひとつ

Sha-gaku vol.7 Act-1はまだ始まったばかりですが、31日から予定しているAct-2についてもぼちぼちと準備に掛かっています。

出展者は6名とAct-1同様になる見込みです。在住地の内訳は仙台市5名と南相馬市1名で、当ギャラリーに何度か見に来ていただいている方にとっては、一度目にした、耳にした出展者の作品が多く並ぶ予定です。

僕としては、新しい方の出展と以前から出展されている方とが半々程度に交じっている方が良いように思っているのですが、いずれにせよ全て新作ですから、違った魅力が現れるかもしれません。そういった意味では、同じ作家をずっと追いかけて見ていくことも、鑑賞者としての楽しみのひとつなのです。

Act-1にしても、新たな人は出展していませんが、良い意味でマンネリ化せずに、それぞれが思い思いのテーマや手法で発表してくれています。実際、良いように捉えられるか、はたまた以前の方が良かったとの印象を持たれるかは鑑賞者の主観に委ねられますので、評価は本人の及ぶところではありません。

ただ、言えることは、誰もが進化の過程であり、表現し、発表するモチベーションはそれぞれ違うのでしょうが、現時点での自分の有り様や本質的な部分が出てきているように思うのです。たとえ、見た目が実験的、刺激的、或いは別人が撮ったような作品であったとしても、紛れもなくこの人のものだって分かるような何かですね。

だから、鑑賞者は見た目の変化を許容しながらも、それらを提示している作家そのものをどこかで見て、感じているもので、結果的にそこが評価に繋がっていくのではないかと思っています。

ただ奇を衒ったり、ディテールや手法にこだわるといったこととは、まるで違うこと、

これらを見つけたり、感じたりすることも、鑑賞者としての楽しみのひとつ。




○「PHOTO(仮)」企画参加者募集中!!
 
4つの単語から、新たな創造を!!
PHOTO(仮)


皆様の参加を心からお持ちしています。


Sha-gaku vol.7 Act-1
2014118日(土)- 216日(日)                                     
13001900、月曜日休廊
入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)




Sha-gaku vol.7 Act-2
201431日(土)- 330日(日) 
13001900、月曜日休廊
入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)

2014年1月21日火曜日

「仕事」という感覚より

結局、昨日は午後から用事があり、外出していました。

仕事のことではなく、いろいろと考えさせられる一日でしたが、これもまた長く生きてきたことなんだと改めて思った次第です。そんな折、また取材の依頼があり、有難いなと思うと同時に、開催されている展示会が少ないのかなとも感じました。

寒い季節、誰もが外に出ることをためらいがちになりますから、なにもこの季節にやらなくてもという感覚があるのかもしれません。それでも、常時、展示を行っているギャラリーとしては、そんなことは言ってはいられないわけで、年がら年中、興味ある企画を立ち上げないといけないとの一種強迫観念に近い思いを持ちながら、日々を過ごしているようです。まるで他人事のような言い方ですけど。

まぁ、楽しいだけでやっていけるなら、それに越したことは無いけれど、それもどうだろうと考えてしまうわけです。極端な話、自分が楽しけりゃ、それでいいのかってことですね。どんな仕事でも、困難や苦労は当たり前に付いているもので、その上、組織や他者との関わりも考慮しなければいけないしで、やればやるほど苦痛になってしまう場合もありますから、楽しさがないとやってられないということも理解出来ます。

仕事は、「事に仕える」と書くから、受動的な意味合いを感じますし、実際、組織の中で働く多くの人はそう感じているだろうなと思います。僕も重々それを承知でサラリーマンをしてきましたからね。

現在、そういう枠が無くなって、それでも仕事をしているわけですが、じゃあ何に仕えているのかなと考えると、自分自身の意思や思考であり、それらを受けるであろうお客さんに対してなんだろうと思うわけです。

その上で、何を楽しさとして行うかということになります。たぶん、それは目の前のことだけじゃないのは確かなんですね。本当はもっと間近の現実を見ていかないといけないことは分かっているのですが、遥か遠くの楽しさを求め、今はこうしているんだってことに近いのかもしれません。残っている時間はそれほど多くはないのにね。

まだまだ成れたとは思ってもいませんが、おそらく、「仕事」という感覚より、「生業」のそれに近づきたいとの思いがあるのかもしれません。

同時に、表現し、発表することも、やはりそれに近いのだろうと思っていて、そういった人たちと何かを創り上げていくことが、自然に自分の楽しさに繋がっていけばいいんだろうな・・・、今は。




○「PHOTO(仮)」企画参加者募集中!!
 
4つの単語から、新たな創造を!!


皆様の参加を心からお持ちしています。


Sha-gaku vol.7 Act-1
2014118日(土)- 216日(日)                                     
13001900、月曜日休廊
入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)




Sha-gaku vol.7 Act-2
201431日(土)- 330日(日) 
13001900、月曜日休廊

入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)

2014年1月20日月曜日

ちょっと一息

ちょっと一息。 

一昨日から開催されたSha-gaku vol.7 Act-1に出展している江口敬くんが、福島で2月に行う個展のDMです。



カッコイイよね。

内容は、昨年東銀座にあるArt Gallery M84で行った個展からの再セレクションのようです。東京まで観に行けなかった方は是非ご覧になって下さい。

○江口敬写真展 「音のない言葉」

2014212日(水)- 2月24日(月)
1200 – 19:00  18日休み
珈琲 楓舎 

DMはギャラリーにもありますので、来られた際はお持ちになって下さい。



○「Sha-gaku vol.7」、「PHOTO(仮)」企画参加者募集中!!
 いつもと変わらず、自由な表現が基本です。
 31日開催予定のAct-2参加者を現在募集中!!
Sha-gaku vol.7 Act-2

4つの単語から、新たな創造を!!
PHOTO(仮)
  
皆様の参加を心からお持ちしています。



Sha-gaku vol.7 Act-1
2014118日(土)- 216日(日)                                     
13001900、月曜日休廊
入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)




Sha-gaku vol.7 Act-2
201431日(土)- 330日(日) 
13001900、月曜日休廊

入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)

2014年1月19日日曜日

ごく当たり前の一日として

昨夜のオープニングパーティーは、ほぼ宴会のノリで深夜まで続きました。



福島から参加された方々はほとんどが泊りがけ、他の方も終電間近(過ぎていたかもしれません)までいらしましたが、それでもまだ時間が足りないような雰囲気でした。本当に皆さん有難うございました。

作品をじっくりと見られる状況では無かったと思いますので、期間中にゆっくりと見に来ていただけたならと思います。もちろん、パーティーに参加出来なかった方にもこの場に浸って欲しいなと思っていますので、いつでもいらして下さい。

そんなわけで、今日はいつもより少し遅い朝です。polkaも察していたのか、早朝に鳴き起こされることもなく(気付かなかったのかもしれませんが)、睡眠は充分。


今日もまた始まります。
ごく当たり前の一日として。




○「Sha-gaku vol.7」、「PHOTO(仮)」企画参加者募集中!!
 いつもと変わらず、自由な表現が基本です。
 31日開催予定のAct-2参加者を現在募集中!!

Sha-gaku vol.7 Act-2

4つの単語から、新たな創造を!!
PHOTO(仮)

皆様の参加を心からお持ちしています。



Sha-gaku vol.7 Act-1
2014118日(土)- 216日(日)                                     
13001900、月曜日休廊
入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)




Sha-gaku vol.7 Act-2
201431日(土)- 330日(日) 
13001900、月曜日休廊

入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)