2011年7月4日月曜日

空回りしないように肝に銘じながら・・・

お天気がハッキリしないのとは逆に、Love and Joyの展示作業は非常に順調に進んでいます。参加者2名の展示が昨日でほぼ終了し、今日も午前中にひとりが下準備に来られます。最終的には前日の8日が展示作業終了となるわけですが、これからの5日間でギャラリー内の景色ががらりと変化します。


僕が言うのも何ですが、充分に期待してもらって良いと思っています。震災後普段の生活に戻りつつあるわけですが、どこかに違和感を抱きながら生活されている方は多くいらっしゃると想像しています。いまだ、沿岸部ではそれどころではない方もいらっしゃるのですから、そう離れていない中心部に住む人たちにも影響はあるのだと思います。

ただ、それを憂い、悲しむ気持ちを持っているだけでは何も変わらないものです。以前から書いているように、そこには行動が必要とされます。実際に動くことが一番良いことなのでしょうが、皆がそう出来るわけではありません。それでも、何か出来ることはあるように思っています。

先のNortheast Photographers “relation” in Miyagi、そして現在準備中のLove and Joyにしても、趣旨やテーマが震災に因んだもののように言われることがあります。そう思われるのも仕方ないかと感じながらも、僕にとっては約30年振りに仙台へ戻ってきて、生活をしている上で強く思っていたことであり、震災のことはあまり意識していません。

今まで感じてきた、思ってきたことを形にしているだけで、それを普通に当たり前のこととして発表したいのですね。

個人の力に限りがあることは重々承知していますから、この趣旨に賛同してくれ、参加して下さってくれた方にはホント感謝しています。出来るだけ多くの方に見て欲しいとの強い思いもあります。

その為には、良いものを作らなくちゃいけません。

でも、空回りしないように肝に銘じながら・・・。

0 件のコメント:

コメントを投稿