2011年7月26日火曜日

気付いてしまえば・・・。

さてと、いつもの一週間がまた始まります。そう書いてしまうと、変化も動きもなく、ただ時間だけが過ぎていくような印象を与えてしまうかもしれませんが、刻一刻と微妙に変化をしながら、日常は流れているわけで、それに気付かない事の方が多いものです。


ある日突然その事に気付いた時には、既に遅かったと思ったり、後悔したり、逆に感動や喜びを感じたりします。遅かったと思ったり、後悔しない為に何をすれば良いのと自分自身に問いかけてみても、明確な答えは返ってこないことが常です。そうして、今までしてきたことをハタと考えるわけです。

自分が望んでいることに対しては、人は積極的に物事を考え、達成するまでのプロセスを構想し、躍起になるものです。それ以外の物事は、仕事であることを除けば、頭に浮かぶことすらないのだと言えます。

人が考えた事のほとんどは、実現可能だと昔から言われています。そうした考えが、科学の進歩やさまざまな文化の創出、生活に役立つモノとして目の前に現れ、実際その恩恵を受けながら僕たちは生きています。

始まりはとんでもないこと、夢や戯言と思われていたとして、自分自身の為に実現したいと考えていることでさえ、結果として周りと関わりを持ち、影響を与え、徐々に浸透し、認められるようになることだってあるわけで、一概に馬鹿なこととは言えません。

でも、変化を嫌うのも人としての特性で、それが自分にとって害を及ぼしたり、周りの安心を脅かすものであればなおさらです。今、僕たちは変化を求められている時期でもあります。それは、個人としてだけではなく、身の回りにあるものや環境、そして社会全体として考えなければいけないことのように思います。

何も大それたことや、自分の今持っている力以上のことをして、変化していく必要はありません。しかし、少しの無理や苦労は必要なのかもしれません。倒れてしまっては元も子もありませんから、出来る範囲で変化し続けていけば良いのだと思います。

先ずは、自分自身の考えや思いといったものに気付くことです。

気付いてしまえば、そこから先はもうすでに決まってもいるのです。

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