2011年7月23日土曜日

くるり

最近、YouTubeで気がつくと、聞いている曲がこれ。

そう、これを聞くと栄養ドリンクが飲みたくなる人もいるかとは思います。普通に生きている、それだけで奇跡なんてかっこいいことは言えないけど、当たり前の日常が送れてりゃそれでいいんじゃないと思わせてくれます。かの井上ひさしさんも、「きらめく星座」の中で、浅草のレコード屋店主にそう言わせていたけれど、この曲を聞くたびにあの時のすまけいさんの演技を思い出してしまいます。


くるりは特に以前から好きで聴いていたわけではないけど、というよりほとんど流行りの音楽やテレビを見たり、聞いたりすることが無い時期があったので、知らなかっただけと言った方が正しいですね。

その他では、やはり「バラの花」や「東京」あたりを聞いていると、遠い昔東京に出ていった頃を思い出したりします。何か、懐かしい感じで、スゥーと自然に入ってくるのですね。フラッシュバックまではいかないけど、それに近い感覚を受けます。

今の若い人が耳にした時のそれとは明らかに違っているように思うのです。これって、仕方ないことだし、逆に同じに思えてしまったらおかしなことです。でも、年齢が違ってもそれぞれに受け入れられるものには、やはりどこかに共通点があるのだと思います。また、それが、それぞれの人にとって違っていたとしても、それらを超える何かがあるということです。

きっと、人本来、誰もが持ちうるものであることは分かっているのですが、明確な答えは出てこないのだろうと思うし、そうであった方がむしろ良いのでしょうね。

分かってしまったら、つまらなく思えてしまうかもしれないし。

「バラの花」と「東京」のライブはこちら
http://www.youtube.com/watch?v=lgVdcRvcUOs&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=yf2lezplQQ0&feature=related



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