2011年7月11日月曜日

” Love and Joy” その先

それにしても暑いです。今朝も蒸し暑さで少し早めに目が覚めてしまい、全米女子オープンゴルフを見てしまいました。自室はエアコンが無いので、polkaも少々動きが鈍く、ジッとしていることが多いようです。ちょっとかわいそうな感じだけど、昨年の猛暑も何とか過ごせたので、僕同様にガマンしてもらうとします。


昨日は日曜で、2日目だったこともあり、Sha-gaku vol.3参加者や親しいお客さんや一般の方で結構にぎやかでした。まずまずの滑り出しかなと感じています。今日はちょっと一休みしながら、溜まってきた雑事を片付ける予定です。

さて、今回の展示は、ある意味参加者それぞれの個人的な部分が強く表現されていると思っています。”Love and Joy”のタイトルから想像されるポップな雰囲気を想像された方にはちょっと違う印象を与えるかもしれません。そして、ほとんどは震災前に撮影されたものです。ですから、それに関連した作品はありませんし、意識もしていませんから、普段の日常で感じる大切なこと、愛すべきもの、自分にとっても喜びのようなものを素直に、伸びやかに表現しているので、より個人的な部分が強くなることは当然の結果と考えています。

究極には、表現は個人による、個人の為のものだと、僕は思うところがあり、その中でどこか世の中や他者との関連、共感、繋がりのようなものが見えたなら、何でも良いとさえ思っています。したがって、最終的に収束するところがどこにあるのかという点が問題になります。

独りよがりや勘違いも時に違った捉え方をされることもあり、思いがけない方向へと進んでしまうこともありますから、表現する者はその見極めが大事になります。その為の発表なんですね。時に強引に、そして傲慢とも思えることでも、身を晒すことでしか分からないことはたくさんあるし、その評価に傷つくことも多いのだけど、素直に謙虚に受け入れるまたは撥ねつけ、考えていくことが必要なのです。

だから、今回参加している4名は、とても勇気ある人だと、僕は思っていて、作品から垣間見られるであろう姿勢や意思を、多くの人に受け止めて欲しいのですね。

そして、彼らに語りかけて欲しいのです。

そこから、” Love and Joy”が違う形で生まれるかもしれないから・・・。

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