2011年7月1日金曜日

可能性

今日から7月です。polkaもここ数日の暑さを感じているようで、心なしか動きが鈍く、気がつくとダレッとしていることが多いようです。手がじっとりと汗ばむほど湿度が上がってしまうと、作業にも支障を来たしてきますから、充分注意をしないといけません。


Love and Joyの準備は、僕自身、予定通り、順調に進んでいるように感じてはいますが、実際の展示はこれからです。しかも、参加者の皆さんは休みが限られていますから、その日に何かあってからでは遅いので、今は考えられるトラブルを無くす作業をしていると言えます。

実は、展示そのもの以外でも、デジタルのプリント作業をギャラリーで行っています。フィルムで撮影していて、プリンターの設備を自身で持っていなくても、ある程度のサイズまではギャラリーで対応が可能です。本来は、自身でプリント作業を行うべきなのでしょうが、アナログプリントにおいても、自身で行える方は限られていますし、そういう方は業者に頼むわけですから、デジタルの場合でもそれはありだと思っています。

他の業者と違う点は、実際のプリントまでの作業を間近で確認出来ることです。いわゆるレタッチがある程度自由に出来ます。この辺りは賛否両論あるかと思っていますが、デジタルにおいては避けて通れない部分でもあり、また写真の可能性といった点では一概に間違っていることとではありません。

時間も手間もかかることを承知で行っています。その後、自身でプリント環境を持って行うことへのプロセスのひとつになれば良いと考えています。ですので、商業ギャラリーではありますが、写真作品制作の実体験が出来る場でもあるわけです。

よく、環境が無くなってしまったから、写真を撮らなくなったということを耳にします。特にフィルム現像からプリント作業までを自身で行ってきた方に多いようです。デジタル化に伴い、ますますその範囲が狭まっているとの印象を受けますが、やり方はいろいろあるはずです。

一番良くないことは、可能性を自身で断ち切ってしまうことです。

それは写真だけに言えることではありませんよね。

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