2012年5月24日木曜日

もっともシンプルに作る側と見る側の感情がぶつかり合う場


上がったり、下がったりと、今日はそんな天気になりそうです。毎回同じことを書いているけど、朝日がある光景はやはり気持ちが良いもので、今日も始まるぞといった感がします。

早いもので、明日から「写真新世紀 仙台展2012」が仙台メディアテークで始まります。ギャラリーに来られた方々は、是非見に行きたいと仰っていますが、もしそちらで初めて木戸作品を目にした方は、個展を見に来て欲しいと思います。

以前から話しているように、自己表現は個人としての発表が基本なんだと思っています。たとえ、コンテストやグループでの発表であっても、発表はあくまでも個人として行われ、見る側も個人としてその評価をするものです。ですから、個展は、もっともシンプルに作る側と見る側の感情がぶつかり合う場でもあるわけです。

これまで、ギャラリーで公募して開催してきた企画展においても、その考えは変わりなく、参加される方には個人としての表現をしてもらうようにしてきました。作風やテーマ性の統一感なんてものは、僕にとっては二の次なんです。乱暴な言い方ですが、バラバラでなんだか良く分からないといった状態でも構わないのですね。

まぁ、その前提として、個が強くなくちゃいけないわけで、そのために注力しているだけとも言えます。そして、近い将来の個展開催への足掛かりになって欲しいのですね。

現在募集している、Photo ParkSha-gaku vol.5についても、内容は違っていますが、これを機にして次のステップにすることは出来ます。チャンスが向こうから来てくれることなんかありませんから、自分で進むしかないわけで、少しでも写真で何かを表現したいと思っている人は、今すぐ手をあげて欲しいのです。




木戸孝子写真展 “The Ordinary Unseen – Tohoku –“

2012512日(土)- 617日(日) 
13001900、月曜日休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。




○関連する展示会

写真新世紀 仙台展2012  525日(金)- 30日(水)

会場:仙台メディアテーク 1000 – 19:00 (最終日は1700まで) 会期中無休

526日(土) 15:30 – 17:30 アーティスト・トークに出演予定

0 件のコメント:

コメントを投稿