2010年10月2日土曜日

時の進み方

さて、もう10月になってしまいました。


今年も残り3カ月です。ホント年々月日の過ぎ去るスピードは上がっています。つい2日前程の出来事も、遥か遠い昔の記憶に感じられることがあります。

人は誰でも限られた時間の中で生きているわけですが、その流れにおける時の進み方は人それぞれです。密度というか濃さが違っています。例えば、1年後の自分を遠い未来に感じるか、それとも非常に今と近しいものとして感じるかは、その人自身の年齢にも寄ってくるものです。

僕も10代の頃は、現在の自分を全く想像出来なかったし、生きているとさえ思っていませんでした。ところが、徐々に年齢を重ねてくると、自分自身の先の姿がおぼろげながらも見えてくるようになります。それは、ある意味自分が何者であり、社会の中での存在や立ち位置を否応なしに感じるからだと思います。

そうして、無意識のうちに残された時間を感じてくることが、その人自身の時の進み方を決めていくような気がします。流れのままに自然に行くことが一番良いには違いないのですが、そうはいかないのが世の常です。まぁ、未来なんて誰にも分からないのですから、なるようにしかならないと思っていた方がよほど気は楽なのです。それでも、時間には限りがあります。これは誰もが分かっていることです。

何とかしなきゃとかこれをこうしなきゃとか、はやる気持ちを抑えながらも、今を見つめながらひとつひとつ考えていくしかないかなと・・・。そうすれば、少しは折り合いも付いてくるかもしれないと思います。

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