2013年10月31日木曜日

見えてくるもの

ギャラリーをオープンしている日は、午前中しか動くことが出来ないので、なかなか対外的な動きをするのが難しいのですが、仕事を持ちながら作品制作されている方も一緒で、休みの日や仕事が終わってからの数時間をその時間に当てているのだと思います。

写真の場合は、対象を求めて撮影しなければならないわけですから、そちらの方に重きを置くことになります。明確なテーマやモチーフが決まっていたとしても、天候や状況により毎度毎度決まって撮影出来るとは限らないので、おのずと作品が集まるのに時間が掛かるわけです。

皆さんがよく口にする、時間が無いというのは、そういうことなんだと思っています。そうなってくると(気持ちも行動も)、撮る機会を失っていくばかりでなく、自分の撮る写真がひどくつまらないもののように思えてきたりして、次第に自身の作品制作をしなくなるだけでなく、カメラからも離れていくようになります。

この日本において、数多くの方がそうなんだろうと思います。以前は撮っていたんだけどね、といった言葉も良く耳にしますからね。それでも、本当に写真が好きで、かつて撮影する楽しみから、作品へ昇華させる喜びを肌で感じたのなら、止めるべきではないと思います。

テーマやモチーフがどうのとか、条件や技術を考える前に、続けていくことで見えてくるものはあるはずだからね。



○「カケガエの無いモノ展」「Sha-gaku vol.7」企画参加者募集中!!
 あなた自身にとってのかけがえのないモノを写真で表現しましょう!!
  Sha-gakuhaはいつもと変わらず、自由な表現が基本です。
皆様の参加を心からお持ちしています。






亀卦川宏人写真展 「瞬き」
20131026日(土)- 1110日(日)                                  
13001900、月曜日休廊(11/4は除く)




カケガエのないモノ展

20131130日(土)- 1229日(日)                                    
13001900、月曜日休廊(12/23は除く)

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