今日を含めてあと3日。
ギャラリーというものは、ある意味非日常的な空間です。空間自体に生活の気配を感じることはまず無いと思います。それでも、ひとつひとつの作品からは、どこかに必ず日常との接点が見えるはずです。たとえ、空想的、抽象的であったとしても、何かしら生や死といった根源的なものが含まれているように思うのです。
モノクロームの世界は、文字通りモノクロ(白、黒)のみで表現された集まりですから、これだけで日常からかけ離れているわけで、単純に見る側の想像性を刺激するものです。何を感じ、何を思うかは、人それぞれですが、あらかじめ想定された社会との乖離をもたらせてくれることは間違いないと思います。
しかしながら、内面にある核のようなものは、どこかで見る側の日常と繋がり、拡がりを感じさせてくれるはずです。温度やにおい、湿度や気配といった本来直接的に肌や身体で感じることが、色を削いだことで、目や頭を通して感じられるのも不思議なことではありません。
もちろん、色があっても同じことが言えるのですが、
日常から離れることで、逆に日常を見つめ直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
○「カケガエの無いモノ展」企画参加者募集中!!
あなた自身にとってのかけがえのないモノを写真で表現しましょう!!
皆様の参加を心からお持ちしています。
モノクロームの世界
2013年9月21日(土)- 10月13日(日)
13:00~19:00、月曜日休廊
13:00~19:00、月曜日休廊
入場料 \300(期間中何度でも入場出来るパスポート制)
亀卦川宏人写真展 「瞬き」
2013年10月26日(土)- 11月10日(日)
13:00~19:00、月曜日休廊(11/4は除く)
13:00~19:00、月曜日休廊(11/4は除く)
○オープニング・パーティー
10月26日(土) 19:00 – 21:00(延長あり)
場所:ギャラリー内 参加費 ¥800
予約不要、入退出自由、差し入れ、持ち込み大歓迎!!
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