コンセプトが優先され、一番基本である何ものかを伝える、心を響かせることに注力されていない作品が多く見られ、かつ難解で、観る側に理解することを強要することがさもアート足る何かであるような風潮があります。
一方で機材や手法、技術や写真としての枠組みに囚われ、本来自分自身が表現すべきことを見失い、そのことにさえ気づかずに、独りよがりな主張に自身が酔いしれてしまっている作品も多く見られます。
観る側もそれらを承知し、容認し、或いは批判の対象として考えられること自体、何か特別であるような錯覚を生み、目に見えないヒエラルキーを与えようとしています。
何も、ここで現状を悲観し、単純に毒づこうと思っているわけではありません。
それらと反する方向性を持ち、生身の肉体や精神性を何のてらいもなく現わし、過去を回帰しつつ、新たな価値観を提示する、写真を介在し、そんな世界を観たいと思っているだけです。
決して、叶わぬ夢を語っているわけではありません。
いよいよ最終日です。
その一端は垣間見られると思っています。
○「Story」、「GIFT」企画参加者募集中!!
「Story」については、6月2日(日)までお申し込みの方は、参加費を10%オフにします。
奮って、ご参加下さい。
樋口清之写真展 「溶け出すように」
2013年5月11日(土)- 6月2日(日)
13:00~19:00、月曜日休廊
13:00~19:00、月曜日休廊
入場料 \300(期間中何度でも入場出来るパスポート制)
Sha-gaku vol.6
2013年6月15日(土)- 7月7日(日)
13:00~19:00、月曜日休廊
13:00~19:00、月曜日休廊
入場料 \300(期間中何度でも入場出来るパスポート制)
○オープニング・パーティー
6月15日(土) 19:00 – 21:00(延長あり)
場所:ギャラリー内 参加費 ¥300(入場料は別にお支払いいださきます)
予約不要、入退出自由、差し入れ、持ち込み大歓迎!!
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