ちらちらと、
はらはらと、
雪が舞っています。
日本語にはその情景を形容する言葉が、時と場合によりいろいろとあります。前後の関係やニュアンスの違いにより、人それぞれ使い分けているわけで、たまに僕自身も間違った使い方をしていることはありますが、おそらくはそのように感じたから、もしくは感じて欲しいから使っているのでしょうね。
以前、陶芸家の柿右衛門さんの件で、きれいと美しいとの違いを感じ取るのは、本来日本人に備わったものと書きましたが、このような言い回しにしても同様なことが言えるのではないかと思っています。それほどに、日本人としての感覚や感情表現の多様性は、他国よりも際立っているような気がします。それらがイコール、感性が優れている国とは言いませんが、元々いろいろな見方をしてきたことだけは確かなのでしょう。
アートも見る人の感性に訴えかけるものであってしかるべきだと思っていますし、果たして世界標準と言われるものではありません。その国だから、さらにはこの地域だから、いやこの人だから生まれるものだと考えていて、横並びに同じような感覚や感性だけが認められるようでは、不健全そのものだとも思っています。
言いかえれば、そのような多様性がそれぞれの文化を作っていくもので、時に破壊したり、枠をはみ出してみたりすることも必要なことなのです。成長、成熟するには数多くの失敗や後悔が不可欠なようにね。
大げさのように思えるかもしれませんが、決してそうではなく、
ひとりひとりがほんの少し意識したり、許容していくだけで、変わっていくはず。
そのDNAは備わっているのですから。
○「Sha-gaku vol.7」企画参加者募集中!!
Sha-gakuはいつもと変わらず、自由な表現が基本です。
3月1日開催予定のAct-2参加者を現在募集中!!
皆様の参加を心からお持ちしています。
Sha-gaku vol.7 Act-1
2014年1月18日(土)- 2月16日(日)
13:00~19:00、月曜日休廊
13:00~19:00、月曜日休廊
入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)
○オープニングパーティー
1/18(土) 19:00-21:00(延長あり) 場所 ギャラリー内
参加費 ¥700(別途入場料はお支払いいただきます)
予約不要、入退出自由、差し入れ、持ち込み大歓迎!!
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