撤収はまさに機械的に物事が進みます。
展示作業とは違い、期待や不安感といったものもなく、まさしく片づけるといった言葉が当てはまります。余韻に浸り、引きずってもいられないし、生産性という点も無い感がしますので、出来るだけ早めに終えるようにします。
普通、レンタル等でギャラリーを始め、展示場を使用する場合、最終日に展示品を各自が片づけ、一瞬にして何もなくなるのですが、ここではほとんど僕が行うので、徐々に姿を消していきます。最後は白い壁に包まれ、次の準備のためのテーブルや道具が出され、やや雑然とした空間に変わります。
僕はこの時期のギャラリーも好きです。何かが次に生れてくる、実はそれらはすでに僕の頭の中には有って、現実化することを今か今かと待っています。創造し、発表にかかるプレッシャーは特に感じず、期待感の方が強いのです。
とは言え、終えたことをすぐに忘れるようにして次に掛かるかと言えば、そうでもなく、やはり自分なりに総括めいたことはするようにしています。特に、質的な部分に関しては、今この時に考えないとだんだんと薄れていってしまいますから。そうして、現在、自分が求めているものを再確認するわけです。
感情を垂れ流しにし、さまざまな発見や思いがその場だけのもの、なんてことにならないように。
○「Story」、「GIFT」企画参加者募集中!!
「Story」については、6月16日(日)を締め切りとします。
その間にお申し込みの方は、引き続き参加費を10%オフにします。
奮って、ご参加下さい。
Sha-gaku vol.6
2013年6月15日(土)- 7月7日(日)
13:00~19:00、月曜日休廊
13:00~19:00、月曜日休廊
入場料 \300(期間中何度でも入場出来るパスポート制)
○オープニング・パーティー
6月15日(土) 19:00 – 21:00(延長あり)
場所:ギャラリー内 参加費 ¥300(入場料は別にお支払いいださきます)
予約不要、入退出自由、差し入れ、持ち込み大歓迎!!
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