昨年3月に福島に行った時に撮った梅です。
今年は梅どころではありませんし、これからの桜の季節を楽しめる、そんな雰囲気でもありません。それでも、季節は流れていて、いつものように花を咲かせるのでしょう。震災で倒れ、朽ちてしまった木は多くあるのでしょうが、残された木々は何もなかったかのように大地に根ざし、僕たちに変わらぬ姿を見せてくれます。
姿形の優美さや勇ましさ、色彩の華やかさといった外面の美しさだけに、人は惹かれるわけではありません。佇まいに憂いを感じたり、儚さを受けたりと、たとえ同じものに対してでさえ、その印象は変わります。その時々の自分の気持ちによっても捉え方は変わってくるものです。
人に対しても一緒ですね。やはり、同じ自然の生き物ですから。
違っているのは、様々な表現で伝える手段を持っているところです。人って、意図的であれそうでないにせよ、間違った見方をされたとしても、常に何かを伝えようとしているのだと僕は思っています。
そうでなければ、コミュニケーションやコミュニティーなんて存在しないわけですから。
人はひとりでは生きていけない、生きていないことは誰しもが分かっていることで、今はそれを強く意識出来る時だから、遠慮なく自分を伝えるべきなのだと思います。
今年は桜を見に行こう。
唐突にそんな思いが・・・。
今日からは19:00まで開いています。
無理せず、頑張りましょう。
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