2011年4月12日火曜日

少しだけ休みましょう。

昨日の夕方以降、福島、茨城を中心に地震が続いています。地震が起きるたびに、胸が絞めつけられる感じがして、これ以上大きくならないで思いながら、揺れが収まるのを待っているだけしかありません。


降りかかってくる災いがただ過ぎるのを待つしかないことに非常にストレスを感じている人は多くいるのだと思います。自分から何かをすれば解決の糸口をつかめるといったものではないので、警戒や注意をしろと言われたところで、何が出来るの?と憤りさえ感じてしまいます。冷静を装いながらも、常に心の中ではそんな思いが駆け巡っているのです。

こんな状況で、被災にあった方々は必死の思いで頑張っています。気を張り、体を張りながら、一日一日を過ごしています。病気を持った方、体の不自由な方、生活自体を毎日懸命に行ってきた方、そして幼い子供までもそうなのだと思います。

数日前からタイトルから頑張ろうという言葉を無くしています。だって、みんなすでに頑張っているし、元々、被災地の方に向けてつけていたというよりも、自分自身に対して言っているようなものだったからです。

今は、少し休みませんか。

楽しいことに眼を向けて、現実からほんの少しだけ眼を背けたっていいんじゃないかと。
楽観的過ぎると非難されることを承知で、僕はそう思っています。

昨夜実家のマンションにある保育所で、決して大きくはないテレビを囲み、映し出されたアニメを見ている子供らの眼はみな輝きを見せ、笑顔や嬌声で溢れていました。こっちに来て、一緒に見ようよと言っているようにも感じました。



しなければいけないことは、これから沢山あります。

その為にも、少しだけ休みが必要なのだと思います。

誰もがこのままでは終われないと感じているのですから。

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