2011年4月3日日曜日

今が本当の日常にならない為に~頑張ろう-21

今朝はほんの少しだけ寝坊をしました。といっても、何度か夜中に目を覚ましながら、その都度眠りにつくような毎日ですから、たまたまそのサイクルが変わって、本当に起き上がる時間が遅くなっただけです。


おそらく、多くの人たちは眠れない、寝たとしてもすぐ目が覚めてしまう、そんな夜を過ごしているのだと思います。肉体的な疲労は自然に眠りを誘い、その回復を取るような仕組みになっているはずなのですが、精神的な狂いが本来の姿を妨げていることは明らかです。

よく、信じていれば、違った薬を飲んでいても病気が良くなると言われますが、あながち嘘でもなく、それほどまでに精神が肉体に及ぼす影響は大きなものです。テレビ、メディアでは、連日悲惨で過酷な状況や情報が映し出され、伝えられ、驚愕や悲しみの感情が自然に表れてきます。それは、被災していない方にとっても、一瞬同化するような錯覚すら呼び起こしてしまうのではと思わせます。

人は環境に対して適応力があり、それゆえそこでの慣れは感情としての新鮮さを失わせ、強いては行動をも阻害する場合があります。震災から3週間を過ぎ、平時の落ち着きを少しずつ取り戻しつつありますが、津波の被害を直接受けていない場所でも、ライフラインはいまだ復旧していません。僕もそうですが、今ある日常に適応し、行動していくしかないわけで、それは明らかに今までとは違う行動になっているはずです。

それって、やはりすごく精神的には良くない状態で、そのダメージは徐々に蓄積され、知らず知らずの内に肉体へ及んでくるのかもしれません。しかも、その耐性は、年齢や性別に関係なく、子供やお年寄りが一律に弱いのかと言えば、そうではないように思います。


昨日も書いたように、今は我慢時なのでしょう。

そんな中にあっても、娯楽や趣味で少しでも気が紛らせることが出来るのであれば、そうした方が良いと思っています。不謹慎とかそういうことではなく、ストレスに対してのバランスとして、そして、今が本当の日常にならない為にも、そんな時間を大切にして欲しいのです。


これも、ギャラリーを開けている理由のひとつです。


今日も無理せず、頑張りましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿