2010年1月27日水曜日

まとめの時期です。

いまいち体調が優れない中、決算が間近になりましたので、昨日指導会に参加してきました。過去3回あった指導会も今回が最後だったので、全然分からないままに打ち出した決算資料を持って会場へと向かったわけですが、それほど大きくない部屋に入ると、普段は1人、2人しかいないのが普通だったのですが、部屋中に相談する側とされる側で溢れていました。


ほとんどの方はノートPCを持って、その場で操作しながら指導を受けていたようですが、僕の場合は、この指導会が推奨するソフトも使用していないし、ギャラリーのデスクトップで管理していることもあって、打ち出した紙資料を見ながら、間違いを指摘するような形でした。

担当してくれている女性の方は、懇切丁寧に教えて下さるのですが、結構指摘項目が多くそれをPC操作手順と内容の把握に分けてメモしながらでしたので、なかなかに大変です。もっとも僕以上に担当の方のほうがずっと大変だったと思いますが・・・。約1時間の指導も終わり、ギャラリーへと戻り、忘れない内に指摘事項の一つ一つをつぶしていきました。まぁ、なんとか形にはなったように思います。

僕自身、経理なんて今までしたこともなかったし、出てくる言葉も何これと思うものばかりで、本当に大丈夫なのかなと不安を感じながら、日々の入力を行っていました。以前、工場の原価管理、分析をさせてもらったこともあったので、大まかには理解していたつもりでしたが、いざ白紙の状態から記録・入力し、そしてそれをまとめていく作業はまるで違うものです。

今回大きく感じたのは、発生している内容の把握と言うよりは、むしろソフトの手順や決まりごとでの戸惑いが多かったことです。ソフトは非常に優れているもので、日々の入力や始まりと期末の手続きに間違いが無ければ、自動的に必要な帳票を作成してくれますし、かなり使用者の立場に立ったインターフェースを取っています。でも、ソフトの性格から言って、直感でごく自然に入力を促すようにすることは難しいのかもしれませんね。

現在のソフトの多くは、インターフェースや操作にしても、マニュアル無しにある程度直感で行えるようになっていますし、分野が違っても共通している部分なんかは規格化されつつあります。それでも、それぞれのソフトには一長一短があり、万人に受け入れられるものを作り上げることは不可能に近いと思います。僕のようなおやじ連中は、マニュアルを読むことを極端に面倒くさがりますからね。

これは、デジタル環境が刻一刻と変化しながらそれを体験してきた世代ともうすでにその環境がある中で育ってきた世代とは、明らかに感覚は違うなんだろうなぁとも思います。この先、どれほど対応できるかを考えたりするのですが、時々不安になることがあります。進化し続けるデジタル環境の中で、もはや説明不要なほどの常識を、本当の意味で常識として受け入れられるような、より人に優しい開発になって欲しいと思います。

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