2010年1月19日火曜日

何もしない日

昨日の午後は久しぶりに何もしない日でした。


午前中に雑事を済ませ、さて午後からすることをあれこれと頭の中で思い浮かべている内に、突然のように今日は何もしない日にしようと思いました。自分でそう決めて、部屋に戻り、見るわけでもないテレビをつけ、昔やっていたドラマの再放送を見ながら、ソファーに横たわっていると、自然にウトウトと眠ってしまいました。1時間程度眠ったのでしょうか、いつの間にかテレビではワイドショーが始まり、よく分からない司会者が正義感を振りかざし話している様子に少しうんざりしながら、天井を眺めている内にまた寝ていました。

それから1時間後、ようやく眼を覚まし、起き上がった頃には、陽はすっかり西に傾き、射しこんでくる西日が部屋の一隅を照らしていました。polkaはというと、向かいにある一人掛けのチェアーで寝ていたようで、僕が起き上がる姿に気付きながらも、態勢は崩さずに眼だけを向けています。

平日の夕方、多くの人は仕事をしているのでしょう。普段は、僕も休廊していても出かけたり、何かしら仕事らしいことをしているわけで、ソファーから起き上がった自分の姿にまだ現実感がわかないまま、しばらくは静かな時間に身を任せていました。

会社勤めの頃の休日は大抵予定があって、朝から準備やらすぐ出かけてしまったりしていたのですが、それでも何ヶ月かに1日は何もしない日がありました。その時は、肉体的に休息を求めていたのだと思います。

昨日はそんな日だったのですかね。その後、自転車を直しに外に出たんですけど、久しぶりに寒さも弱まり、穏やかだったので、帰りは少しだけ遠回りをしてきました。また部屋に戻ると、そう言えば今夜遅く電気工事で停電になることを思い出し、ギャラリーのPCやら切っておかなければならない機器の電源を落としました。

そんなこんなで何もしない日が終わり寝たのが、0時過ぎです。停電の時間には眼が覚めないだろうと思いながら寝たのですが、何故かその直前に眼を覚まし、プチという音と共に、部屋中が真っ暗になり、再び電気がつくまで起きていました。その間、時折聞こえる工事の声や音を聞きながら、こんな時間でも現実は休みなく続き、人は生活し、仕事もしているのだなと妙に感心しながら、いつしか眠りについていったのでした。

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