2010年1月3日日曜日

時間の感覚

正月三が日と言いますが、今年は今日が日曜なので、明日から仕事始めのところも多いと思います。年始の休みが3日までだと、何か慌ただしく終わってしまうような気がします。


帰省してきた方々は、今日には戻らなければならないですから、行き帰りの時間を考えると、ゆっくり出来る時間が少ないかなと思います。

東京、仙台間が新幹線で2時間と、特急しか走っていなかった時代に東京に出て行った者としては、それはもう便利で、ひと眠りすれば着いてしまうように感じます。それでも、仕事以外ではそう頻繁に乗るようなことはありませんでした。

以前から感じていたのですが、東京から関東近郊に電車で遊びに出たりすると、すぐに2時間はたってしまうことが多いのです。特にバスを使ったり、乗り継ぎが不便だと、なんでこんなにかかるのと首をかしげることもままあります。

関東では通勤で1時間はもはや当たり前で、毎日2時間近くもしくは越えた時間を過ごすサラリーマンがたくさんいます。でも、その2時間と東京・仙台という遠距離に要する2時間はまるで違う感覚を受けていました。

多分、2時間の密度というか濃さが違うんでしょうね。それは気分や雰囲気といったものにも大きく影響されると思います。楽しい時間がアッという間に過ぎてしまうとは違いますが、僕の場合は、新幹線での2時間は気分的にはとても希薄に感じられます。それでも日帰りで600km超の移動距離は、移動時間の割には肉体的に疲労感を残します。

移動時間が短くなった分、疲労感も希薄になってよいはずですが、そうもいかないのが不思議なところです。科学や文明が発達していっても、思いのほか人は変わっていないので、本来の感覚がそれに付いて行けないからなのかもしれません。もちろん、それは僕だけのことかもしれませんが。

去年は一度も東京へ行くことはありませんでしたが、出来れば機会を作って行きたいとは思っています。そして、もし行くことになった時に、僕の体がどんな感じを受けるのだろうと楽しみではあります。

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