「色が剥落しているのにも関わらず、あるいは、色が剥落しているがゆえに、モノクロ写真には強い表現力がある。そして、それは滅びないのね。」
以前どこかの雑誌インタビューで、「立木さんが、特にモノクロ写真がお好きというのは、どうしてですか。」の問いに、写真家の立木義浩さんが答えた内容の一部です。また、こんなこともその中で話しています。
「ぼくは写真を愛しているんだ。写真というのは、ぺらぺらの薄い長方形の紙なんだけど、ポンと出されると、たとえ昔撮った写真であっても、新しい現実としてそこに提示されるんだよね。そのすごさというのは、ほかにあまりないと思う。」
今開催中のエリック・チャン写真展は、全点モノクロ手焼き作品で構成されています。
明確な回答は永遠に得られないのかもしれませんが、そう思わせるだけの何かは感じられるんじゃないかなと思っています。
天気も良さそうです。散歩がてら、ふらっと足を運んでみて下さい。
エリック・チャン写真展 光と歳月
2012年10月14日(日)-11月4日(日)
13:00~19:00、月曜日、10/17(水)、23日(火)休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。
13:00~19:00、月曜日、10/17(水)、23日(火)休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。
会期、休業日を変更しています。ご注意ください。
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