2011年1月22日土曜日

意味あること

このところ、毎日同じようなことを書いているような気がします。結局は、身近な写真を発表することで自分が楽しみ、そして見る方にもそこから何かを感じてもらい、感動や喜びを共有してもらいたい、ギャラリーがそんな場であったら良いなということだけです。


昨日はそれを象徴するようなことが2つありましたね。ひとつは寛平ちゃんの「アースマラソン」のゴール、そしてもうひとつはサッカーAFCアジアカップ2011の準々決勝、地元カタールとの試合です。興味も関心も無い方にとっては、あっ、そうぐらいにしか思えないかもしれませんが、テレビを見ながら興奮や感動を覚えた人も多いはずです。

共通していることは、かなりしんどかったねということ、自分の肉体を駆使して行っていること、そして達成もしくは試合に勝ったからといって、見ている人の生活にはほとんど影響が及ばないことです。じゃあ、そこに何の意味があるのということになります。

サッカーの場合は、選手は皆プロですから、自身の仕事でもありそれ自体生きがいのようなもので、プレーすることで観客を喜ばせなければならない責任やプライドがありますから、自分にも他人に対してもちゃんとした意味があるのでしょう。一方、寛平ちゃんは芸人であって陸上のプロでもなく、いわゆるアマチュアが、自分の得意とする「走る」ことでこのような偉業を個人的な考えの中で行ったものです。ですので、この行いの途中であったり、達成したその時に意味を見出せるものなのかもしれません。

僕自身もそうですが、何かをすると考えた時、先ず結果を予想し、やる意味や影響、その結果として自分が得られるもの、つまりは損得勘定をしがちです。これは当たり前に思うことで、決して否定出来ませんし、間違ってはいないことです。それ抜きで物事を進めることは、個人的なこと以外では不可能に近いですからね。自分と他人、個人と社会が程良い距離感でいることが難しい世の中になってもいますし。

だから、昨日の2つのことって、何か生きることの原点のような感じもするのです。

ちょっと、大げさですね。

でも、まぁ、これを見て元気づけられたり、勇気を持った人もいるのです(僕もそのひとり)から、それだけで充分意味があることなんだよね。

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