2009年10月1日木曜日

ハービー・山口写真展「The Big Love」-やさしいパンク・スピリッツ- DM到着

昨日、次回企画展であるハービー・山口写真展「The Big Love」-やさしいパンク・スピリッツ-のDM(案内状)が出来上がってきました。シルバーウィークの関係で、普段より時間がかかってしまいましたが、出来は良いと思っています。

DMは、それだけで写真展の内容を表すので、とても重要だと思っています。ハービー・山口氏の代表作である「代官山17番地」からのイメージを全面に出し、通常のコート紙上の印刷の割には、非常に繊細な仕上がりになっています。

僕はこれまで特にイラストを扱う仕事をしたこともないので、全くの素人が文字選定からレイアウトまで行っているわけです。今まで見てきた色々なDMを参考にしながら、紙の種類や厚み、色や文字の大きさ等を考えるのですが、当初はパソコン上で見るイメージと実物とにかなり違いを感じました。

これは、デジタルでプリントを行っている方も常に感じていることだと思います。画面上で再現される色と印刷で使用される基本色が違うことが一番ですが、はがき大の空間にイメージや文字をレイアウトしていく際に拡大、縮小を繰り返し行った結果、全体としての印象を見失うことが有るためだと思います。また、画面上のアイコンなんかも、一枚の紙に描いてない状態を想像させるため、邪魔に感じます。

何度か実際にプリントを行ってから、最終データを決めるのですが、僕がプリントする用紙、方法と注文する際の仕様は違うため、特に色については不安になります。現在行っている写真展の高橋和海氏のイメージは特にその色あいに特徴があるので、出来あがってくるまではどうなるか分りませんでした。一度だけ、色変換を間違えて印刷されましたが、指摘後は問題ありません。

これで3回目の作成依頼なので、今回についてはそれほど大きな心配はしていませんでした。モノクロイメージの難しさもあったので、若干の色かぶりがありますが、想定内ですね。

また、今回はチラシも作っています。今週中には出来上がってきますので、来週早々には仙台メディアテークを始め、協力していただいている店頭で見ることが出来ると思います。

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