2009年10月5日月曜日

高橋和海フリートーク&ポートフォリオレビューを終えて

昨日、写真家高橋和海氏、ブリッツインターナショナル代表福川芳郎氏を迎え、フリートーク&ポートフォリオレビューが開催されました。

フリートークでは段取り無視で、紹介もしないうちから質問をしてしまい、大変失礼をしてしまいました。福川氏の機転の良さで事なきを得ましたが、まだまだ自分の経験、勉強不足が露呈してしまい、至極反省しています。

フリートークでは、いくつかのキーワードが提示され、その内容の濃さが目立ったように思います。

「見えていることの不確かさ」
「mirror and window」
「自然との同調」…

これらのキーワードをこの場で説明するとすごく長くなってしまうのであえてしませんが、ご興味のある方はご来廊の際に、僕に話しかけて下さい。

また感心してしまったのが、ポートフォリオの参加者への対応でした。とりあえず何も無い状態で提示された作品に対して、そのテーマやスタイル、思いといったものを参加者自身でもうまく説明できない部分があるのですが、それを出来る限り理解し、分りやすく言語化しようとする姿勢は参加者と写真に対しての真摯さ、コミュニケーション能力の高さを感じます。

作品から受ける言葉にならない思いなんかは、一見しただけでは分らないのが普通ですから、それを導き出していく行程は一種カウンセリングと同種のものを感じます。参加者本人も、知り得なかった自分の中の感情や表現したいものたちが、より具体的な言葉や形であらわになることは、とても新鮮だったと思います。

高橋和海氏、福川芳郎氏、そして参加して下さったお客様には、感謝の気持ちで一杯です。
心よりお礼いたします。

僕もまだまだ勉強不足ですが、少しでも皆さんの力になれればと、気持ちを新たに思った一日でした。そして、ぜひ多くの人にこのような機会を随時提供していきたいとの思いが、一層強くなった日でもありました。

その為には、まずは知ってもらうこと。
今日も自転車が大活躍しそうです。

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