2009年10月20日火曜日

オリオン座流星群

オリオン座流星群が、19日夜から23日未明にピークを迎えます。

今年は月明かりがないため条件が良く、1時間あたり最大で50個以上の流星が、東の夜空に浮かぶオリオン座近くの場所(放射点)を起点に広い範囲に現れ、肉眼で観測出来るとのことです。

国立天文台のHPを見ると詳しい情報が見られます。
http://www.nao.ac.jp/phenomena/20091019/#Section1

見える時間帯が、22時から深夜0時を回ってからなので、一人で表に出るには少し寒いですね。(もちろん一人じゃない方が良いですが)ベランダ等で暖かい格好をして見ることが出来ればベストです。今年のオリオン座流星群では、流星群が活動し始める22時よりも前に月は沈むので、月明かりの影響を全く受けずに見ることができる絶好の条件と言えます。

さて、流星群と言えば、僕は松任谷由美さんの「ジャコビニ彗星の日」を思い出します。
確か、1979年にリリースされたアルバム「悲しいほどお天気」に入っていたと思います。
哀しく切ない詩が、揺れ動く女性の気持ちを表現していて、秋という季節がとても感じられる曲です。

夜のFMからニュースを流しながら
部屋の明かり消して 窓辺に椅子を運ぶ
小さなオペラグラス じっとのぞいたけど
月をすべる雲と 柿の木揺れてただけ
'72年 10月 9日
あなたの電話が少ないことに慣れてく
私はひとり ぼんやり待った
遠くよこぎる流星群

それはただどうでもいいことだったのに
空に近い場所へ出かけてゆきたかった
いつか手をひかれて川原で見た花火
夢は つかの間だと 自分にいい聞かせて
シベリアからも見えなかったよと
翌朝 弟が新聞ひろげ つぶやく
淋しくなれば また来るかしら
光る尾をひく流星群

   (「悲しいほどお天気」1979年)より(LP:TOJT-10641)(CD:TOCT-10641)

http://www.youtube.com/watch?v=8CynJ53RukE

そう言えば、この頃からCDが発売され始めたのかな。

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