2009年10月18日日曜日

高橋和海写真展 無事終了です。

昨日で、高橋和海写真展「Moonscape」が無事終了しました。

集客数にはまだまだ満足していませんが、訪れて下さったお客様には写真展自体は満足されたものだったと思っています。

今回の特徴的なことは、自分では写真を撮らないけれども、案内状のイメージがきれいで、実物を見たくなり来られた方や学生の方にも来て頂けるようになったことです。写真を撮られないお客様には、イメージの美しさやその世界観をまるで絵を見るような感覚で捉えている様子が感じられました。実際、話をさせてもらうと、「写真じゃないようですね」といった言葉を何度も聞きました。写真を撮られている方の多くは、プリント品質と美しい色彩に感心されていたように思います。

アンケートにあった感想の一部がこちらです。

○一番奥の大きな写真、絵画のようで不思議でした。でも見入ってしまいます。しずかな写真たちですね。楽しませていただきました。

○引力がテーマとのこと。まさに引き込まれる写真たちでした。静止画の中に時間の流れをこんなに感じさせられることってあんまりないと思う。美しいです。とにかく。画を褒める時、「写真みたい」というのに写真を褒める時は「まるで画のよう」と言うのはなぜだろうと思いつつ(笑)本当に画のようでした。


今回は、暗めの照明と対比するような明るめの照明をカーテンで仕切ったり、大判作品の展示に少し趣向があり、いわゆるギャラリースペースでの展示状況と違っていましたが、大きな苦言も無く、楽しんでいただけたのではないでしょうか。

意見は分かれると思いますが、単純に作品展示の場としてだけのギャラリーではなく、作品個々が本来持っている良さを効果的にそして見ているお客様がいろいろな観点から見られるような演出は、今後も行っていこうと思っています。

今回初めて来て下さった方、横木安良夫写真展に引き続き再廊して下さった方には本当に感謝している次第です。引き続き、もっと多くの方に来て頂けるよう頑張って行きますので、これからも宜しくお願い致します。

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