2010年9月11日土曜日

楽しいひととき

昨日は、12月に個展を行う予定の江口さんとの打ち合わせでした。いつも福島から車を飛ばして来てくれる彼には本当に感謝しています。その上、提示するプランから必要な作品構成やその内容についても理解を示してくれているので、僕としてはとても楽しいひとときなのです。


実は、今回の個展は彼にとっては初めてのものですが、かなりハードルの高いものだと思っています。作品のテーマやコンセプトはそれぞれ明確に写真家自身の中にありますが、それをどんな形で「見せる」かも大事な要素になります。初個展ということで、ストレートにそしてスタンダードに見せるやり方は、それはそれで正しいと思います。(いわゆる作品を整然とした中で見せるという意味で)

今回はちょっと違っています。僕が彼のポートフォリオから感じたものを、展示コンセプトとして具体化したものになっています。もちろんそれは僕だけのプランや意見ではなく、彼の意思も含めたものでなくてはなりません。僕の提示した内容に、共感や理解した上で、決定されなければならないものです。

昨日は、それがほぼ決定しました。まぁ、それが現実のものになるには、いくつかの壁があることも確かで、彼自身もそのことを分かっています。でもね、何故か、楽しく、面白く、自分にドキドキしたり、いくつもの感情がごちゃ混ぜになってしまう、そんな写真展になる予感はあります。根拠のない自信かもしれませんが、それって経験知や暗黙知のひとつだと感じていて、ある日突然、確信に変わるものです。

残り3カ月、自信が確信に変わることを信じて、僕も出来るだけのサポートをさせてもらいます。
皆さんは、楽しみにお待ち下さい。

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