2010年6月1日火曜日

衣替え

今日から6月です。ようやく衣替えですが、今朝はとても肌寒く、着て行く服にも気を使ってしまうものです。テレビでもそうですが、この頃はあまり季節感を感じるような服を見かけるのが少なくなったように思います。


ギャラリーの前にある東北三菱はショールームも兼ねているので、ガラス貼りでいつでも中の様子が見えます。女性の従業員さんは冬でもノースリーブでいたりしますので、こちらが結構寒い寒いと言っていること自体時々不思議に思う事があります。

僕はあまり気にはしない方なのですが、どうしても周りの人たちと合っているだろうかと考えることはあります。何を着ようがその人の勝手ですし、それが特にあらたまった場で無ければあれこれと言われる必要はないと思っています。それでも、ひとり浮いてしまっていないだろうかと気にすることは誰にでもあることです。

最近ではそう感じないのですが、良く日本人は周りとの協調を重んじ、個性が表面として現われてこないと言われていました。服装も然りで、周りや流行に遅れないようにと、気にしている人もいました。まぁ、人並みであること、それが認められているであろうことで安心感を得るような感じにも思えます。

でも、今は個としての情報発信や中身のある個性を比較的手軽に表現できる環境が整い始めています。ネット環境もそのひとつではあります。周りの状況は刻々と変化し、常にそれに付いていくことの必要性はないとは思いますが、可能性を自分から見ないようにする必要もないと思っています。

衣替え。外見を変えることも気持ちの上では重要なファクターです。でも、もし価値観や考えなんかを見直し、考えられるような衣替えがあって、それで可能性や幸せを感じられたとしたら、それも良いなと思ったりもします。

それは、重ね着していた他者との心の壁を、一枚ずつ取り払うようなものなのかもしれません。

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