2010年6月2日水曜日

“Sha-gaku” 準備真っ盛りです。

現在ギャラリーの中は、展示作品を待つばかりの状態になっています。各種案内の掲示を終え、壁自身早く展示されないかと語りかけているようです。昨日も中本誠司美術館の方が準備中とは知らずに来て下さいましたが、がらんとした中を見ながら、いわゆる写真ギャラリーの趣に大変気に入ってくれた様子でした。


僕自身意図しているわけではなかった内装なんかも、多くの美術館やギャラリーを見てきた方にとっては、ある種の考えがあってのことのように思えるのか、違った意見や感想が聞けて、逆に新鮮な思いをさせてもらいました。有難うございました。

“Sha-gaku”は、公募による企画展です。展示も参加者の手によるものですので、僕はサポートに徹しようと思っています。主体はあくまでも参加者です。僕は出来るだけ、考えや思いが伝わるような構成になる形に持っていければそれで良いのです。

とは言っても、やはりお客さんには興味を持ってもらいたいし、多くの人に見てほしい、買ってほしいので、あれこれと参加者に要求してしまいます。皆さん忙しい毎日を過ごしているので、多分煩がっているのではないかと思います。サイトやポートフォリオ作品リストの為のイメージを送れだの、普段考えてもいないだろう簡単なステーツメンツを考えろとか、自由な公募展でありながら結構無茶を言っていると時々感じます。

でも、それも表現について伝えることに必要な部分ですし、今後参加者が作品発表する時に少しでも役立ってくれればと思いからそうしているのですから、勘弁して下さい。そんなこんなで準備真っ盛りなのですが、実はもう一つ考えていることがあります。

それは、見に来て下さるお客さんにも参加してもらえないだろうかと言うことです。近日中にHP上で発表する予定です。それほど大げさなことではありませんが、楽しみに待っていて下さい。

0 件のコメント:

コメントを投稿