2010年6月23日水曜日

サイレンの音で目覚めた朝

今朝早く、久しぶりに消防車と救急車が出動するサイレンの音に起こされました。ビル自体が約30年の築年数なので、一枚サッシで防音自体考えられていない事情もありますが、目覚ましには充分すぎる音量です。


このビルを自室として選んだ理由は、先ずはペット可物件で、充分な広さがあり、比較的安かったし、実家とも徒歩圏であったからです。まぁ、休みの1日だけ仙台に来て、その日に5件程の物件を見て決めてしまったのですから、作りとか周りの状況なんかはほとんど目に付かなかったわけで、引っ越してきたその日に消防署が2つ隣にあることを知りました。

近くに消防署があれば、火事や事故の時にすぐ来てくれて便利かなぐらいの気持ちだったのですが、当日夜に早速サイレンの洗礼を受けました。polkaは、慣れない新居の片隅で隠れるようにいたのですが、その時には窓ガラスの方に近寄り、外を眺めていました。今では、どこ吹く風のような心持で、一切興味を示しませんし、驚きもしなくなりました。

僕も当初はこりゃうるさくて、深夜起こされることもあるなと思っていたのです。それでも慣れと言うのは恐ろしいもので、次第にその感覚も薄れてきて、サイレンの音で夜中に起きることはほとんど無くなりました。

この数日は、出動回数が少なくなってきたなと感じていた矢先でしたので、今朝は久々に目が覚めてしまったようです。何はともあれ、出動回数が少ないことは良いことですし、僕自身救急車のサイレンには良い記憶が無いので、今程度で収まって欲しいと思っています。

ところで、出動しない時に消防隊員の人は何をしているか知っていますか。僕も全てを見ているわけではないし、内勤の状況は分かりませんが、よく裏の空スペースや表側で訓練をしている姿を見かけます。それと、小学生の社会見学をしていることもあります。

小学生の社会見学は別としても、いつ出動してもおかしくは無いので、一定の決まった形で訓練を行うことは少ないのかもしれませんね。その時に備えてということもあるし、救急や使用する器具なんかも年々進化しているのでしょうから、その知識や技術の習得もしなければなりません。

当たり前ですけど、訓練で出来ないことは実際の現場では出来ません。頭や机上でのシミュレーションには限度がありますし、細かい部分でのリスク管理でも必要なことです。でもこれって、決して命に関わる消防隊員に関わらず、全ての人に言えることなんですけどね。

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