2010年3月29日月曜日

今の僕が出来ること。

昨年11月からフォト・コンサルティング・サービスなるものを行っています。まだまだ利用される方は少ないのですが、昨日もおひとりが利用されました。


ネットで引っ掛かって、申込をされたその方は、とても若く、まだカメラを始めたばかりとおっしゃっていました。作品発表に興味があるようで、ほんの数枚ですが、写真も見せていただきました。

このコンサルティング・サービスは、お客さんの様々な疑問や知りたいことについて答えることが旨なので、主体はお客さんにあります。それでも、やはり初対面でもあるので、遠慮なんかが見られます。その為、いつしか僕が話してばかりなんてこともあるので、出来るだけ聞き手になるようにするのですが、なかなかうまくいかないものです。

昨日も少し話しすぎたかなとの反省とともに、地方における環境と情報の少なさ(現実にその場で体験できるという意味で)を感じました。何かをしたいと思う気持ちは、どこに居ても同じですが、いざそれを実行する為には、その場の環境が必要になります。結局、そこに自分がしたいことが出来る場所が無ければ、自分の頭の中のお話であって、実現しないわけですからね。

僕が出来ることはとても限られたことですし、多くの人の要望をかなえるための動きも充分に出来るかと言えば、そうでは有りません。それでも、少しずつそんなことのひとつひとつをしていくことは必要だなと改めて思いました。

そんな思いも含めて、”Sha-gaku”、Four storiesという写真展を企画しています。頭の中だけで考えていても、現実の世界では何も起こりません。体験することでしか得られないものは、今も昔も変わらずあるはずです。

そんな経験や感動を自ら体感してみたい方の参加を望んでいます。

一歩踏み出せば、今までとは違う世界が見えるはずですから。

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