2013年3月23日土曜日

評論家になってはいけない


清信一芳写真展は、いつの間にか中日を過ぎ、残り一週間強となりました。年度末で忙しい毎日を送られている方が多いかと思いますが、忙しい中にも自分の時間を持っていただきたいものです。もし、お時間が許すなら、是非とも足をお運び下さい。

いつもそうなのですが、写真を撮られる多くの方に見に来ていただきたいと願いながら、さまざまな企画や個展を行っています。自らが発表する立場になることには、やはり壁というか一線があることは事実で、それらをクリアするひとつの手段として、他の人の作品に触れることがあります。なので、先ずは見ていただきたいのですね。

ただ気をつけないといけない点は、自分が表現する立場と考えている方は、評論家になってはいけないってことです。自分の趣味嗜好は誰にでもあることで、生理的に受け付けないものも当然ながらあります。そういうことも理解した上で、共感しうる部分や伝えようとしているメッセージに反応するだけで良いのです。

これはこうだから、こういった切り口やああいったやり方があるよねとか、無理やり理屈や論理で判断したり、技術的な部分だけに注目することほど馬鹿げたものは無いと思っています。それこそ同じものを伝えようとする場合でも、その表現は千差万別ですから、目の前に提示されたものに対して、ただ自分の感情でもって答えれば良いのです。

そこから、自分が行おうとしていることがはっきりとしたり、方向が見えてきたりするものなのです。

そして発表することで、それらを提示出来るなら、そうするしかないのでは、と僕は思うのです。



清信 一芳写真展 「 かげを、いろどる 」
201339日(土)- 331日(日) 
13001900、月曜日休廊
入場料 \300(期間中何度でも入場出来るパスポート制)




女性だけの写真展 「Natural Woman
201346日(土)- 428日(日) 
13001900、月曜日休廊
入場料 \300(期間中何度でも入場出来るパスポート制)


オープニング・パーティー

46日(土) 1900 – 21:00(延長あり)
場所:ギャラリー内 参加費 ¥300(入場料は別にお支払いいださきます)
予約不要、入退出自由、差し入れ、持ち込み大歓迎!!

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