早いもので3月も今日を含めて残り3日となりました。
ということは、本会期もあと3日で、最後の週末になります。まだ見られていない方、一度見たけどもう一度見ようと思っている方は、是非とも足をお運び下さい。清信さんは最終日に在廊されると思いますので、遠慮せずにお話して下さると作品世界が一層理解出来るかもしれません。
アート作品を前にして、「よく分からない」という方がいるかと思いますが、これはもっともなことだと僕は思っています。むしろ、即座に理解する方が奇跡のようなものだとさえ思っています。だから、アート作品は、生活にも関係なく、良く分からないものというのが、僕個人としての見解でもあります。
じゃぁ、そんな分からないものを展示・発表して、ましてや販売まですることにどんな意味があるのかということになります。誰が見ても美しさを感じ、いまだ眼にしたことの無いモノとして、技術的にも優れていると分かるものについては、その価値を認めることは比較的容易なことで、イコール、アートとしての価値判断になるのかと思います。でも、それだけではないことは、今までの歴史が証明しているわけで、さまざまな要素や時代環境が複雑に関係してくるものでもあります。
分からないモノ=良くないモノ、分かりやすいモノ=良いモノという図式が成立しないことが、またアートとしての面白さであり、奥深いところなんですね。ただ、そういってしまうと、理解する人や世界はとても狭いものになることは確かで、広く一般に浸透しないことも、やはり歴史は証明しているのだと思っています。
じゃあ、どうすればもっと身近なものとして捉え、展示・発表することが普通で、それらが売られることも当然と思われる世界になるかと言えば、単純にさまざまな作品に触れる機会を増やす、実際に体験出来る場を作る、とかやり方はいろいろありますが、一筋縄ではいかないものです。
でも、現状を嘆き、諦めのように呟いていても前は見えてこないと思っているので、実際の言葉や行動で表していかないといけないのです。あくまで、個人的な思いではありますが・・・。
その為のギャラリーであり、この場でもあるのです。
清信 一芳写真展 「 かげを、いろどる 」
2013年3月9日(土)- 3月31日(日)
13:00~19:00、月曜日休廊
13:00~19:00、月曜日休廊
入場料 \300(期間中何度でも入場出来るパスポート制)
女性だけの写真展 「Natural
Woman」
2013年4月6日(土)- 4月28日(日)
13:00~19:00、月曜日休廊
13:00~19:00、月曜日休廊
入場料 \300(期間中何度でも入場出来るパスポート制)
○オープニング・パーティー
4月6日(土) 19:00 – 21:00(延長あり)
場所:ギャラリー内 参加費 ¥300(入場料は別にお支払いいださきます)
予約不要、入退出自由、差し入れ、持ち込み大歓迎!!
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