2012年12月4日火曜日

第三者的な視点


寒さが少し緩んで、雨模様の一日になりそうです。

それにしても、徐々に形になっていくのを間近で見ているのは、楽しいことです。昨日は、一人の出展者と展示構成の最終確認をしながら、プリントの作業をしていました。

その後、Chapter-2への参加者の相談を受け、これから形づけられるであろう作品について話をしました。いずれも、最終的には僕が決めるべきことではないと思っています。ですから、やはり本人からの働きかけが無い限り、僕としてもなんら話も出来ないわけですが、二人とも悩みながらも自分の言葉で問いかけてくれたので、案外スムーズに話すことが出来ました。

写真を一見して、それらのレビューを行うのは、大変難しいことだと思っています。大抵はまるで見ず知らずの方の作品なわけですから、背景も何も情報はありません。あるのは、目の前にある写真群だけです。だから、中にはまるで違った見解を示してしまう場合もあるのだと思います。まぁ、そのあたりは、本人が意図したものを伝えるには、構成や選択に誤りや不足があったのか、レビューする僕に読み切るだけのものがなかったのか、いずれかになります。

ですから、レビューを受けたとしても、全てを真に受けて思いなおす必要はありません。そういった見解になる原因を考えることが大事になります。そして、それらの経験値が上がっていくと、割と自分自身の作品であっても第三者的な視点で見られるようになり、自然と向き合い方に変化が現れます。

いずれにせよ、自分の内にあるモノを形として創り上げるわけですから、それらを外に見せないことには、何も起こらないということです。

 

Hope for tomorrow 写真展

20121215日(土)- 2013114日(月)                          
130019001217日、1231日~14日(金)休廊 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

○オープニング・パーティー

1215日(土) 1900 – 21:00(延長あり)                              
場所 ギャラリー内  参加費 \800(入場料別)
予約不要、入退出自由、差し入れ・持ち込み大歓迎!!

 

0 件のコメント:

コメントを投稿