2012年6月10日日曜日

「創造の現場に 傍観者はいらない」


創造の現場に 傍観者はいらない」                        

最近、改めて気付かされた言葉です。NHK「東北発★未来塾」という番組の中で、東北大学 大学院教授小野田泰明氏が話した言葉です。言われるまでもなく、まさしくその通りなのだと思います。

常日頃、企画を打ち上げ、展示会として形にしているわけですが、僕個人として創り上げている感覚は案外薄いように思われていたこともあり、原点というか大元に戻れよと言われているように感じました。プロデュースの役割は、直接目に表れてくるものではありませんし、むしろそこが目立ってしまっては、本末転倒になってしまいます。

僕としての目標は、ここで発表をする人やその作品と見る側とに、いかに共通の感覚や感情を持たせるようにすることで、新たな価値観や創造の可能性を与えられるかどうかということです。その為には、ある意味、積極的に創造そのものに入り込んでいかないといけないわけで、そうでなければただの傍観者になってしまいます。

ただ、度合いが問題で、この境を越えてしまうと、先に書いたようなことになってしまいます。極力自主性を重んじるのはそんなことが第一にあるからなのです。自分から創造の現場に入ってこない人に何を言っても始まらないからですね。

しかも、これは何もアートといった特別な創造ではなく、広く一般の仕事やその内容においての方が重要で、原点なんだろうと思うわけです。

それは、どちらも、常に違った価値を生み出す、或いは生み出そうとしている行為、そのものだからです。





木戸孝子写真展 “The Ordinary Unseen – Tohoku –“

2012512日(土)- 617日(日) 
13001900、月曜日休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

最終日17日は作家在廊が決定!!




“Love and Joy  again“

201273日(火)- 729日(日)   
13001900、月曜日休み(16日は除く) 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。



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