思えば去年もこの時期は休みなしに企画展を行っていました。震災の2日後、3月13日からほぼ平常通り営業を再開したわけですが、もちろんお客さんは来られないわけで、連休中もそうだった記憶があります。そんな中、何が日常なんだろうと何度となく考えていました。
先に日常を離れた空間と書きましたが、ギャラリー自体そうであって、アートも然り、ある意味日常から遠い存在であるのが現状です。しかしながら、僕自身はそれら全てが日常であるわけだから、ギャラリーとして開けていること自体が、僕にとってのごく自然な日常への回帰だったのでしょう。
カッコつけてとか、みんなに元気になって欲しいとか、そんなことも考えずに、今思っていることを企画として行うことだけを考えていたように思います。今でもそのスタンスは変わらないし、変えようとも思っていません。結果はおのずと付いてくるわけで、それがおもわしくないものだったとしてもね。
成功はいくつかの失敗や後悔の先にあるもので、考えているだけじゃ、それすら経験出来ないまま、しなかった後悔だけが残るかもしれないし、何より、何もないところから形あるものを創ることって、とても魅力あるものだから。
皆さんはどう思いますか。
○Photo
Style vol.1 同時開催 江口敬写真展 “風渡ル組曲”
2012年4月14日(土)- 5月6日(日)
13:00~19:00、4月16、23日(月)休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。
13:00~19:00、4月16、23日(月)休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。
江口敬写真展 “風渡ル組曲” :http://kalos-gallery.com/exhibition/concurrent_exhibition_1.html
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