2011年10月26日水曜日

展示がほぼ終了しました。

展示がほぼ終了しました。脚立やテーブルが写っていますが、こんな感じです。



開幕前に画像を載せてしまうと、新鮮さが無くなると思われるかもしれませんが、作品一点一点とそれら全体から醸し出される雰囲気や世界観は実際ギャラリーで体感していただくしかないので、ここで紹介してしまっても特に心配はしていません。


開幕までまだ4日ありますが、以前書いたように連絡さえいただければお見せ出来ます。僕はこれからの3週間、毎日これらの作品に囲まれながら過ごすようになります。果たして作家の意図する全てを理解していけるかといえばそうではありません。

見に来る皆さんと同じように、先ずは感じることから始まります。そうして感じたものの根本とも言うべき何かが降りてくるのを待ちます。僕は感受性やそれらを具体的に理解することに長けているわけではありません。むしろ、いわゆる鈍感な部類だと思っています。

だから、徐々に降りてくるのを待つのです。お客さんのほとんどは1度だけギャラリーを訪れ、短時間で作品を見られますから、そこで何かを感じ、理解を得られなくても不思議なことではないと思っています。むしろ、その短い時間に心に留めるモノや引っかかることがあればそれだけで良いとさえ言えます。それすら感じられない展示会はいくつもありますから。

そういうわけで、僕としては一度きりではなく、何回も見に来て欲しいのです。

来るたびに印象や感じ方が変わる、新しい何かが見つかる、そうして作家の伝えたい何物かと共感出来る、そんな展示会にすることをいつも目標にしているのですね。もしそんな展示が出来たなら、常設もありなんだけど、まだまだそれは無理なようです。



○福島隆嗣写真展 「恐ろしいことを考え続けるための都市実践」

 2011年10月30日(日)~2011年11月20日(日)

 13:00~19:00、月曜日休み、入場料 \300

 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/next_exhibition.html




0 件のコメント:

コメントを投稿