2011年10月12日水曜日

ちょっと出かけてきます。

今日はこれから出掛けてこようと思っています。


現在仙台メディアテークで開催している東日本大震災復興支援 第48回宮城県芸術祭を見に行く為です。最終日の今日までいつ行けるかと考えていたのですが、ようやく行けそうなので、自転車でひとっ走りしてくるつもりです。

宮城県芸術協会の方の何人かは懇意にしていただいているのですが、作品を見る機会はとても限られているのが現状です。点数はひとり1から2点と少ないとの話でしたが、どんなものが見られるかは楽しみではあります。

その後はいつもの一日が始まります。でも、おそらくは違った感覚でいられることを期待しています。普段とは少し違った写真に触れることが、僕に刺激を与えてくれるだろうから。

展示会や展覧会の多くは、見るという行為により、さまざまな情報や感情を僕たちに与えてくれる(呼び起こしてくれる)ものだと思っています。それらなにがしかのインプットによって、見る側は刺激を受け、想像を働かせます。またそこから受ける印象は良いにせよ悪いにせよ、とても個人的なものに依ってきます。

リテラシーという言葉があるように、その人自身が持つそれらにより、受け取り方はさまざまなわけです。それでも、そんな七面倒くさいことを抜きにして、誰しもを圧倒するような、体感として理解知り得る(頭ではなく)作品はあると思っています。作品自体やそれを作りだす作家を取り巻く情報は、時に素直な情感を阻害する場合がありますし、しかも、本来生活に関係の無いものとしてアートは生まれているのですから、情報や理屈は必要の無いものなのかもしれません。

それでも、そこに或る意味や真意といったものを、多くの人は知りたがります。僕もその中のひとりではあるのですが、何故そうしたいと思うかは単純に人が持ちうる知への欲求に他ならないわけで、特にアートで無くても同様だと思えるのです。

さてと、そろそろ出かけるとします。

どれだけ、僕が知りたいと思える作品と出会えるだろうか。



○PHOTO AID Miyagi 2011~一歩前へ~

 2011年10月2日(日)~2011年10月16日(日)

 13:00~19:00、月曜日休み(10月10日は除く)、入場料 \300

 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html

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