2010年7月25日日曜日

ギャラリーへ来られるお客さん

今日で会期2週目最終になります。商業ギャラリーの場合、性格上会期は長めに設定しています。短くても約1カ月程度です。その為、どの会期問わず、2週目から3週目にかけて、少し中だるみ状態になります。始まってその週にすぐ来られる方が一段落し、まだ会期は余裕であるからもう少し先にしようと考える方がいらっしゃるからです。


今回の場合、比較的順調にお客さんは来られています。木戸さんの親交の広さがその要因であって、その点では感謝しています。来られるお客さんはいくつかのパターンに分かれます。一番は、親交のある方です。これは、アマチュア、プロの如何に限らないことですね。ギャラリーというところは、何か入りづらい印象があって、知り合いであるとか在廊していると自然と入れるのかもしれません。もちろん自分の知り合いがどんな作品を見せてくれるかの興味が先ずあるわけですが。

次に多いのが、純粋に写真が趣味であったり、興味があったりして、そのギャラリーの存在を知っている方です。その中で自分が好きな種類のものに関しては、見に行ってみようと言うことになります。

その後は、各種メディアで知り、来られる方です。今回は多くのメディアに取り上げられています。新聞、情報誌、フリーペーパーに取り上げられているので、それを見て興味を持たれた方々です。

最後はDM、サイトですかね。これは、ほとんどが偶然によるものに近いです。DMは置く場所がやや限定されつつありますが、そこに来るいろいろな方が手にしますので、数量はすぐはけてしまいます。ネットでは、検索により引っ掛かってくる場合が多いようですが、元々仙台ではこのようなギャラリーは無かったので、始めから検索をしない方が多数だと思っています。まぁ、検索をすれば、仙台で写真専門はおそらくうちだけですので、すぐに見つけられるとは思います。

さて、偶然でも写真展の情報を得て、ギャラリーの存在を知った方々で、実際に見に来られる方は何を目的で来られるかです。一番は当たり前ですが、実際に作品を見てみたいという好奇心からですね。興味の湧かないものには、実際写真をされている方でも足を運んで下さらないケースが多いものです。

その他にもさまざまな理由はありますが、先ずは興味を持っていただけるようにと考えながら、プレス・リリースやDMやサイト情報を作成しています。美術館や企業系のように大きな宣伝力を持っているわけではありませんから、おのずとその規模は小さいものです。だから、地道に行っていくしかないのです。仕方がないねとは思わずに、取りあえずは前を向いていくことが、今やれることだと思っているわけです。

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