2010年7月16日金曜日

お散歩がてらに。

木戸孝子写真展を開催して、今日で一週間になります。他の企業系ギャラリーや貸ギャラリー、市民ギャラリーで開催される展示会であれば、ほぼ最終日になる感じです。ここ仙台で行われている種々の展示会会期は、ワンクール(1週間)が大半です。その為に、僕なんかはその週に都合がつかないと見ることが出来なくなってしまいます。


うちのような商業ギャラリーは性格上、短い期間で行うことが難しいので、大抵は2カ月、短いものでも前回行った”Sha-gaku”の3週間で、他よりも長いなと思われるかもしれません。かといって、のべつまくなしお客さんが来てくれるのかと言えば、そうでもないのが悩ましいところではあります。

今週は無理なので、来週にはとか考えている内にいつしか日々は過ぎてしまい、結局見に来れなくなってしまったとの話を聞くこともあります。でも、それって結局は展示会を見に行くだけの興味が薄かっただけに過ぎないような気がします。やっかみでも何でもなく、質がいいからと言って即集客に繋がるかというとそうではないのが現実です。(好みもありますし)

それでも話題性や流行だけでセレクトし、企画した展示会(質やコンセプト問わず)を行い、集客を図っても、結局は飽きられてしまうものだと、僕は思っています。その辺の匙加減が今でも良く分からないのですが、取りあえずは僕自身がこの展示会に足を運び、ギャラリーへ入った時に、伝わってくる何かがあるかがポイントだとは考えています。

明日以降、少しばかり晴れ間が見られそうですし、お散歩がてらに来てもらえると嬉しいですね。仰々しくなく、気軽な気持ちでゆったりしたひとときを過ごして欲しいと思っていますし、そんな気持ちにさせてくれる作品たちでもありますから。

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