2014年6月22日日曜日

色ってやつは

それにしても色ってやつは厄介ですね。

今回の冊子制作で改めて感じたのですが、モニターでの色やインクジェットプリントでの色、冊子印刷の色、それぞれ出力方法が違っていますので、本来の自分の望む色に合わせるのはすごく困難だということ。

方法が違うから当たり前なのですが、この辺りは一般の方にはよく分からないと思います。本やネット上で見ていた作品の色合いが、オリジナルと同じと思われている方もいらっしゃいますから、実際展示された作品を見て逆に違和感を覚えられたりすることもあります。

写真作品も、一口にプリントと言いますが、いわゆる暗室で焼くプリントと明るい部屋でインクジェット出力するプリントとはまるで違うものです。

個人的には、同じであり得ないものに、同じ価値を求めたところで無駄なことだと思っています。違っているからこそ、これでしか表現出来ないこともあるだろうし、或いは、さまざまな可能性を見つけることが出来るのだろうとね。

人だってそうです。元々持つ性格や育った環境や教育、経験により個人としても変わってくるわけですから、皆、違って当たり前、だから、面白いのだし、そこから、その人自身の価値が生まれてくるのだろうと。

そうは言っても、冊子は納得いったものでなくちゃいけないから、面白いなだけでは済まされないよな。

今日も悩んでみよう。




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皆様の参加を心からお持ちしています。



Workshop & Review weeks Ⅱ
2014412日(土)- 次回会期決定まで延長                              
13001900、 4/295/5,6を除く月曜日、火曜日休廊
ギャラリー所蔵品、写真集、図録閲覧については、入場無料


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