2009年12月26日土曜日

記憶と行動 その曖昧さ

最近分かったことですが、僕はどうも人と話をしていると他の事を忘れてしまうようで、昨日も来て下さったお客様へクリスマスカードを渡すつもりでいたのが、すっかり抜けてしまって、ほんと駄目だなと反省しきりです。そんなわけではありませんが、本日も1日遅れになりますが、クリスマスカードをプレゼントしようと思っています。


もし、これを読まれてから来られる方は、僕が忘れていたら話して下さい。

直接来廊されアンケート等に答えて下さった方やイベントご参加でお名前や連絡先が分かっている方には、時々メールで情報をお送りさせていただいているのですが、このところ顔と名前が一致しなくなることがしばしばあります。それほど多くは無いと思っているのですが、お名前が分からずに顔だけを存じ上げている方もいらっしゃいますので、時々僕の脳内記憶引き出しの中で混乱しているのだと思います。

年を取るにつれ、過去に出会った人たちや有名人の名前が思い出せないことがよくあります。そんな時は、あの時懇意にしてもらっていたり、とても好きだったりしたのに、なんで思いだせないのだろうと自分自身にがっかりしていまいます。ギャラリーをオープンしてからは、出来るだけ顔の見える営業をしていきたいと思い、それを実行してきたつもりでしたが、ここにきてすでにおやおやです。

以前、人間の記憶はその日のさまざまな出来事を取捨選択し、夜の時間に脳内に蓄えられるようなことを聞いた覚えがありますが、はたして記憶されたものが本当にその時受けた思いや感情までも忠実に記憶されるものだろうかといつも疑問に思っていました。事実年月とともに、過去の古い記憶は次第にあいまいになり、結果的にかなり自分自身の中で脚色されている場合が多いように感じます。

全てを記憶してしまっていたら、きっと脳内はパンク状態で、常にパニックしてしまうと思うし、一部の鮮明な記憶(良いことも悪いことも)を残して、その他はぼんやりとした記憶であった方が救われるのかもしれません。一種の防衛本能ですね。

そうは言っても、お客様の名前を思い出せなかったり、しなければいけないことを忘れてしまったりするのは困りものです。なんとかしないといけません。ほんと、死活問題ですから。

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