2014年1月22日水曜日

鑑賞者としての楽しみのひとつ

Sha-gaku vol.7 Act-1はまだ始まったばかりですが、31日から予定しているAct-2についてもぼちぼちと準備に掛かっています。

出展者は6名とAct-1同様になる見込みです。在住地の内訳は仙台市5名と南相馬市1名で、当ギャラリーに何度か見に来ていただいている方にとっては、一度目にした、耳にした出展者の作品が多く並ぶ予定です。

僕としては、新しい方の出展と以前から出展されている方とが半々程度に交じっている方が良いように思っているのですが、いずれにせよ全て新作ですから、違った魅力が現れるかもしれません。そういった意味では、同じ作家をずっと追いかけて見ていくことも、鑑賞者としての楽しみのひとつなのです。

Act-1にしても、新たな人は出展していませんが、良い意味でマンネリ化せずに、それぞれが思い思いのテーマや手法で発表してくれています。実際、良いように捉えられるか、はたまた以前の方が良かったとの印象を持たれるかは鑑賞者の主観に委ねられますので、評価は本人の及ぶところではありません。

ただ、言えることは、誰もが進化の過程であり、表現し、発表するモチベーションはそれぞれ違うのでしょうが、現時点での自分の有り様や本質的な部分が出てきているように思うのです。たとえ、見た目が実験的、刺激的、或いは別人が撮ったような作品であったとしても、紛れもなくこの人のものだって分かるような何かですね。

だから、鑑賞者は見た目の変化を許容しながらも、それらを提示している作家そのものをどこかで見て、感じているもので、結果的にそこが評価に繋がっていくのではないかと思っています。

ただ奇を衒ったり、ディテールや手法にこだわるといったこととは、まるで違うこと、

これらを見つけたり、感じたりすることも、鑑賞者としての楽しみのひとつ。




○「PHOTO(仮)」企画参加者募集中!!
 
4つの単語から、新たな創造を!!
PHOTO(仮)


皆様の参加を心からお持ちしています。


Sha-gaku vol.7 Act-1
2014118日(土)- 216日(日)                                     
13001900、月曜日休廊
入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)




Sha-gaku vol.7 Act-2
201431日(土)- 330日(日) 
13001900、月曜日休廊
入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)

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