2014年1月21日火曜日

「仕事」という感覚より

結局、昨日は午後から用事があり、外出していました。

仕事のことではなく、いろいろと考えさせられる一日でしたが、これもまた長く生きてきたことなんだと改めて思った次第です。そんな折、また取材の依頼があり、有難いなと思うと同時に、開催されている展示会が少ないのかなとも感じました。

寒い季節、誰もが外に出ることをためらいがちになりますから、なにもこの季節にやらなくてもという感覚があるのかもしれません。それでも、常時、展示を行っているギャラリーとしては、そんなことは言ってはいられないわけで、年がら年中、興味ある企画を立ち上げないといけないとの一種強迫観念に近い思いを持ちながら、日々を過ごしているようです。まるで他人事のような言い方ですけど。

まぁ、楽しいだけでやっていけるなら、それに越したことは無いけれど、それもどうだろうと考えてしまうわけです。極端な話、自分が楽しけりゃ、それでいいのかってことですね。どんな仕事でも、困難や苦労は当たり前に付いているもので、その上、組織や他者との関わりも考慮しなければいけないしで、やればやるほど苦痛になってしまう場合もありますから、楽しさがないとやってられないということも理解出来ます。

仕事は、「事に仕える」と書くから、受動的な意味合いを感じますし、実際、組織の中で働く多くの人はそう感じているだろうなと思います。僕も重々それを承知でサラリーマンをしてきましたからね。

現在、そういう枠が無くなって、それでも仕事をしているわけですが、じゃあ何に仕えているのかなと考えると、自分自身の意思や思考であり、それらを受けるであろうお客さんに対してなんだろうと思うわけです。

その上で、何を楽しさとして行うかということになります。たぶん、それは目の前のことだけじゃないのは確かなんですね。本当はもっと間近の現実を見ていかないといけないことは分かっているのですが、遥か遠くの楽しさを求め、今はこうしているんだってことに近いのかもしれません。残っている時間はそれほど多くはないのにね。

まだまだ成れたとは思ってもいませんが、おそらく、「仕事」という感覚より、「生業」のそれに近づきたいとの思いがあるのかもしれません。

同時に、表現し、発表することも、やはりそれに近いのだろうと思っていて、そういった人たちと何かを創り上げていくことが、自然に自分の楽しさに繋がっていけばいいんだろうな・・・、今は。




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4つの単語から、新たな創造を!!


皆様の参加を心からお持ちしています。


Sha-gaku vol.7 Act-1
2014118日(土)- 216日(日)                                     
13001900、月曜日休廊
入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)




Sha-gaku vol.7 Act-2
201431日(土)- 330日(日) 
13001900、月曜日休廊

入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)

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