2013年8月1日木曜日

作家として

現在、東京銀座で個展を開催中の江口君がギャラリーに遊びに来てくれました。

僕も痩せ形ですが、更に痩せている彼が、すでに今年2度目の個展をしているのですが、そのパワーの源がどこにあるのかと言えば、自身の意思や考えが正しいモノであるかをあらゆる方向から確認しようとする貪欲さとそれらの結果に対する潔さ、言葉は悪いかもしれませんが、ある種の開き直りのように思っています。多分、こんなことを書くと彼は怒るかもしれませんが。

展示作品のテストプリントを見た限りにおいては、ある程度予想の範囲内、といっても凡庸ということではなく、長年見てきた僕の中では、とても良い方向に進んでいるように感じます。(決して上から目線では無く、一作家としてリベラルに見て)前回の個展「光の森」が陽の力なら、今回は内向きのベクトルを持ち、見る人に対し、自身の心の奥底にある感情を喚起するような力があります。

一見して、写真?といった意見はあるのでしょうが、その挑戦的な作りも新たな写真表現としての魅力だろうと思います。

要は、自身の目指す方向が見定まっていれば良いだけのこと。それらを世に送り出し、姿を晒すことでしか、作家としての評価は得られないものだから。

会期は、今週土曜、3日まで行われます。


お近くの方は是非ご覧になって下さい。



○「GIFT」企画参加者募集中!!
 写真による贈り物。メッセージを贈り、届ける、それは表現の基本です。
皆様の参加を心からお持ちしています。

モノクロ作品のみの写真展「モノクロームの世界」も募集中です。





Workshop & Review Special Weeks
2013720日(土)- 811日(日)                                       
13001900、月、火曜日休廊

内容詳細はこちらをご覧ください。


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