2010年4月19日月曜日

自然のすごさ

アイスランドの火山噴火による火山灰は今もなおヨーロッパの空をマヒさせています。観光や仕事で滞在し、ヨーロッパで足止めを食らっている人や日本から帰国出来ないでいる方も多くいるのではないかと思います。


今後も様々な影響が現われてくるのでしょうね。先ずは気候から始まるのかなと思いますが、今も大きな気温の変化や日照不足による農作物の高騰が問題になっていますので、これで冷夏にでもなり、ますます値上がり品種が増えたりすると即生活を圧迫します。それと、輸入品がどうなるのかと言う点でも心配です。

それにしても、ここ数年、地震を始め、世界各国で自然災害の発生が多いように感じます。日本は地震大国で、小さなものは日常茶飯事的に起きていますが、以前知り合いになった外国人のほとんどの人はひどく地震を怖がっていました。まぁ、その時点で何をしていいのかが分からないし、起きてから揺れがどの程度になるかも分からないわけですから、余計不安になるのも当たり前です。

チリ大地震の余波による津波被害は、宮城でも養殖業者に多大の損害を与えました。日本の裏側で起きたことが、目の前で現実となってその影響を現すのですから、地元の方はその有様に眼を疑ったことだと思います。思いもかけずとはまさにそんなことなのでしょうね。

今より先の事は誰にも分からないし、分かっていてもどうしようもないことは多々あります。それでも、色々なリスクを想定しながら人も社会も動いているのですが、こと自然に関しては為す術なしの状況に陥るケースの方が多いです。それだけ自然の力は人間の英知を超える大きな存在なのですね。

最近は何でもエコという言葉ばかりが先走りして、それを売りにしなければいけないような風潮になっています。地球に優しくといった環境に対する標語も何か嘘っぽく聞こえたりもします。

自然はそんな人や風潮に警鐘を鳴らすかのように、時折悲鳴を上げているのかもしれません。

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