2009年8月22日土曜日

kalos・・・そして、つながり

ギャラリーのホームページにも、”kalos”の意味を載せていますが、僕の場合、写真のカロタイプを先ず思い起こしたのですが、他にも色々な語源になっています。

花の呼び名の語源になっていることが多く、少し調べただけで4種類ありました。

○ヘメロカリス ニッコウキスゲの園芸改良種 ユリ科のヘメロカリス属
○カリメリス きく科ヨメナ属の多年草の植物
○カランテ 蘭(ラン)科エビネ(カランテ)属の地生ラン
○カリステモン フトモモ(蒲桃)科カリステモン(ブラシノキ)属

変わったところでは、カトカラという名の後翅が綺麗な蛾。

そして、カレイドスコープ。日本語で万華鏡ですね。

kalos「美しい」、eidos「形」、skopeo「見ること」の3つのギリシア語の造語です。

調べてみると、万華鏡は、スコットランドの物理学者デヴィット・ブリュースターが1813年に発明したとなっています。大昔物理の授業で聞いた名前だと思いますが、もう200年近く経っているのですね。この人は、もともと灯台なんかの光学系の研究をしていたところ、思わぬところでカレイドスコープを発明してしまったようです。その為、パテント申請をしたまでは良かったのですが、特許登録上の不備でお金儲けにはならなかったそうです。

以前、渋谷の文化村で展示会(毎年行なっていたと思います)をしていた時、変わった形の万華鏡を覗き、その美しさや発想に感心した覚えがあります。たしか、麻布十番にも専門店があったような・・・。
調べてみたら、やはりありました。

http://www.brewster.co.jp/index2.html

何で、万華鏡のことをこんなに書くか不思議でしょうが、それはおいおい載せる機会があれば載せたいと思います。

人と人は思わぬところで、つながっているのです。

運命でも偶然でもなく・・・。

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