明日から始まる”Gallery Collection & Library”の準備は残り僅かになりました。Gallery Collectionに展示する作品は、常々眺めているものですが、何度見てもいいものはやっぱり良いですね。
後世まで引き継がれ残る作品は数多くあるわけでもなく、何がそうさせているのかにはいろんな理由があるのだと思います。時代時代で生活環境や世相も違っているのですから、それらが大多数に受け入れられるために必要なものは、先ずは作品本来が持つ質なんだろうと思います。
そこに芸術性や意思といったある意味精神的な何かが、垣間見られるかというところでしょうか。また、その時代には見向きもされず、後々に認められるなんてこともあるわけですから、いつの世にでも通用する作品は、前衛性や先鋭性だけが突出しているだけでもいけないのだと思います。
人間本来が持つ普遍的な数々、それらを新しい表現形態として持ち出した時、人々がそれらを見て湧きあがる感情、例えば怒りや悲しみ、喜びや驚きのバリエーションが多いことも、その一因に挙げられると思っています。太古の頃から、人はそれぞれ違っていて、多様性を持った生き物ですからね。
表現するのも自由、観る側の受け取り方も自由。
今正しいと思われていることは、本当にそう言い切れるものなのか。
疑問と肯定、それらも理由のひとつなんだろうな。
Gallery Collection & Library
2013年2月16日(土)- 3月3日(日)
月、火曜日休廊、水、木曜日/予約に限りオープン
月、火曜日休廊、水、木曜日/予約に限りオープン
金~日曜日/通常営業 13:00~19:00
入場料 \300(期間中何度でも入場出来るパスポート制)
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