展示準備に使用する道具に、簡易水準器があるのですが、昨日もGallery Collection作品を展示しようといつものように引っ張り出してきました。三脚を組み立て、本体を載せ、スイッチを入れたのですが、一向に動く気配がありません。電池で動いているだけの簡単なものですから、電池が切れたのかと思い、本体の裏側を見ると、電池蓋の周りに白いモノが付着していました。
なんだこれはと思いつつ蓋を開け、電池を取りだしたところ、単三電池3本の内一本に液漏れが発生していました。久しぶりに液漏れする電池を見ながら、妙に感心していたのですが、ふと断線して使えなくなっていないかと不安になり、速攻で電池を入れ替えたのです。
本当に簡単なものですが、これがあるとないとでは作業のスピードが雲泥の差になります。祈るような気持ちでスイッチを入れると、赤いラインが発生してくれました。ホッとしながら、その後展示を済ませたわけですが、何があるか分からないものです。
普段何気なく使っているさまざまなモノは、いつかは使えなくなるわけで、永久不変なものは有りません。人間も然りで、いつ壊れてしまってもおかしくないのですね。大げさなと言われそうですが、震災時に当たり前であることの大事さを改めて思い知らされたのは、ついこの間のことです。
その時点になって、どう対処出来るかは、現在に依ってくるのです。
つまりは、今言葉だけではなく、実際に動いているかどうかってことですね。
Gallery Collection & Library
2013年2月16日(土)- 3月3日(日)
月、火曜日休廊、水、木曜日/予約に限りオープン
月、火曜日休廊、水、木曜日/予約に限りオープン
金~日曜日/通常営業 13:00~19:00
入場料 \300(期間中何度でも入場出来るパスポート制)
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